吉祥寺駅前のハモニカ横丁・屋根裏ギャラリー「横丁ギャラリー」（武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-21-5040）で10月1日より、ネコをモチーフにした作家の小物作品を展示販売する「ねこだらけ展」が開催される。

　市民と行政の協働で2006年に発足した「むさしの地域猫の会」は、野良猫の不妊・去勢手術の助成代行、餌やりマナーの普及、適正飼育の啓発、里親募集など、人と猫が快適に共存できるための活動に取り組んでいる。同会へのチャリティーイベントとして、吉祥寺のカフェや猫グッズ店、レストランなどが協力して開催するイベントが「吉祥寺ねこ祭り2011」。開催期間中、参加する各店舗では「募金箱」の設置やパンフレットの配布などで会の活動に協力する。井の頭公園野外ステージでは「飼い主のいない猫の講演会」（10月16日13時30分～）、アトレ吉祥寺ではネコの写真展「3つ編みプロジェクト」（同12日～23日）も行われる。

　「今年で2回目となる『吉祥寺ねこ祭り』では、アトレ吉祥寺での猫の写真展、ジュンク堂書店吉祥寺店での『ねこだらけフェアー』をはじめ、会への活動に参加してくださる店舗も昨年より増え、より猫だらけなイベントとして盛り上がればと思っている」と同ギャラリーの原さん（アトレ吉祥寺、ジュンク堂には募金箱の設置ない）。

　ギャラリー出展作家は、梶原美穂さん（イラスト）、堀越洋司さん（陶芸）、sugar snowさとうむつみさん（羊毛工房）、けもけも工房（ぬいぐるみ）など17人以上。小さなギャラリーに猫グッズが所狭しと並ぶ。「昨年はツイッターなど、口コミを中心にたくさんの猫好きの方にいらしていただいた。今年はさらに盛り上がって、地域猫活動に対する理解が深まる機会になれば」とも。

　営業時間は13時～18時。月曜・火曜定休。10月30日まで。