“学んで転職”サービス「ONGAESHI(オンガエシ)」を国内運営するInstitution for a Global Society株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 COO:中里 忍、以下「IGS」)は、エンジニアの管理職スキル育成と企業の採用効率化を実現する画期的な講座「エンジニアマネージャー養成講座(以下、本講座)」を新たに開設し、2025年1月28日より受講者の募集を開始いたします。今回は、ナイル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高橋 飛翔、以下「ナイル社」)をサポーター企業として迎え、本講座の講師を務めていただきます。また、本講座を好成績で修了したエンジニアには、ナイル社の特別採用プロセスを用意します。エンジニアのキャリア選択を広げるとともに、企業の管理職候補者選考のプロセスを効率化し、個人と企業の双方に新たなマッチング機会を提供します。ONGAESHIでは、本講座のモデルを、管理職候補の不足や特定スキルを持つ中途人材確保に課題を感じている企業のソリューションとして展開してまいります。
ONGAESHIのエンジニアマネージャー養成講座
エンジニアに新しいキャリアパスを
近年、エンジニアの働き方は多様化しており、フリーランスとして活動するエンジニアの数は増加傾向にあります。経済産業省の推計[1]によれば、IT人材の供給は2030年までに最大で約80万人不足する可能性があるとされ、エンジニアの売り手市場でフリーランス報酬が高騰傾向にあることもその理由と考えられます[2]。一方、Relanceが2024年に実施した調査では、調査対象のフリーランスエンジニアのうち40.1%の方が、生活や収入を安定させるため、直近もしくは将来的に正社員になることを希望しています[3]。
「エンジニアマネージャー養成講座」は、こうしたエンジニアの新たなキャリアパスをサポートし、スキルアップと転職活動を同時に実現できる仕組みを提供します。本講座の受講者は、一定の成績で修了すると、ナイル社の特別採用プロセスに進むことができるためスムーズな転職活動が可能です。
[1] https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf
[2] https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000189092_2.pdf
[3] https://relance.jp/blog/fact-finding-survey-of-freelance-engineers-202403
企業にもたらすメリット
情報サービス業では、事業の中長期的な成長を担う正社員エンジニアの不足が深刻で、7割強の企業が慢性的に人手不足の状態といわれます[4]。さらに、技術的・専門的職業であるエンジニアは、キャリアとして管理職への希望を持つ人材が他職種に比べても少ないという傾向が見られ、企業がエンジニアのバックグラウンドを持つ管理職候補の育成や採用に難しさを抱える様子がうかがえます[5]。
本講座では、マネジメントスキルの習得および管理職候補として企業への就職を希望するエンジニア経験者を募ります。企業は、受講生の取り組み方や成績に加え、IGSが提供する気質や、コンピテンシーなどのソフトスキルを計測できるツール「GROW(グロー)シリーズ」の受検結果を得ることで、採用前に、募集ポジションへの適性や企業カルチャーへのフィットを一定程度確認することが可能となり、採用プロセスの効率化が期待できます。
[4] https://www.tdb.co.jp/report/economic/20241113-laborshortage202410/
[5] https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001166380.pdf
ナイル社×ONGAESHIによる「エンジニアマネージャー養成講座」
講座概要
- 講座名:エンジニアマネージャー養成講座
- サポーター企業:ナイル株式会社
- 開催時期:2025年3月18日(火)~4月15日(火)
- 開催方法:オンライン
- 受講費用:無料
- 参加資格:マネージャー、管理職を目指したいIT技術職の方
- 受講生が得られること:
- - マネジメントスキルの習得
- - GROWシリーズ受検による自身の気質や、コンピテンシーなどのソフトスキル把握
- - - (ご参考)IGSによるGROWシリーズサービスサイト https://www.grow-360.com/grow-series
- - 成績優秀者は、ナイル社の特別採用プロセスに進む権利(一部選考プロセスの免除等)
- 講座紹介Webページ:https://www.ongaeshi-pj.com/courses/engineering-manager
GROWシリーズのレポートイメージ
ナイル株式会社 自動車産業DX事業部CTO 大浜毅美 コメント
「エンジニアとしてスキルを磨き続ける中で”次に何をすべきか”をお考えの方も多いのではないでしょうか。優れた技術の獲得は重要ですが、それだけでは良いサービスやビジネスの成功につながるとは限らず、一人でできることにもおのずと限界があります。“多くのエンジニアをマネジメントし、新しいサービスやビジネスを生み出す“=エンジニアマネージャーという道は、シニアエンジニアにとって重要な次の選択肢です。本講座では、マネジメントや育成、プロジェクト進行の基礎スキルの習得を目標としています。
“良いサービスを作りたい”“ビジネスを広げたい”と考える皆様、ぜひ一緒に新たな一歩を踏み出してみませんか」
ONGAESHI日本運営事務局IGS株式会社 プラットフォーム/Web3事業部 部長 金子真一郎 コメント
「まず本講座の最初のサポーター企業として協業いただけるナイル様に、深く感謝申し上げます。私自身、ファーストキャリアを技術職として始めたこともあり、本講座を通じ、次世代を担う方々のキャリア形成に貢献できることをうれしく思います。カリキュラムは、体系的な知識整理に加え、実践的なオンラインワークショップを通して、開発企業のエンジニアとして必要なチーム運営・マネジメント能力が身につくよう構成されています。私たちは、日本のWebサービス開発をけん引するリーダーを輩出する講座となっていくことを期待し、サポートに努めてまいります。皆様の受講を心よりお待ちしております」
今後の展開
「エンジニアマネージャー養成講座」は、今後、複数企業と提携して開催することで、企業・エンジニア双方にとってマッチングのチャンスが増えることを見込むため、参画企業を継続して募ってまいります。また、その他の管理職や専門職の採用ニーズについても、今後もパートナー企業との提携を強化し、ONGAESHIを通じた「育成して採用」モデルを広げていく予定です。
ONGAESHIへの参画にご関心いただける企業・団体におかれましては、ぜひお気軽にお問合せください。
【APPENDIX】
■ONGAESHIプロジェクトとは
ONGAESHIプロジェクトは、教育に資金が持続的に巡る社会を実現するために、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンター、東京理科大学インベストメント・マネジメント、Institution for a Global Society株式会社(IGS)などの8者が参画し、2023年2月に始動したプロジェクトです。タレント一人ひとりに対して学びのスポンサーがつくことで、教育費用が賄われる未来の教育システム「連帯貢献システム」の社会実装に挑戦しています。この社会実装に向けて、まずは若手社会人のリスキリング講座を無償化し、転職まで支援するサービス「ONGAESHI」を2023年10月に提供開始しました。
- プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000115918.html
- 「ONGAESHI」日本国内向けサービス公式サイト https://www.ongaeshi-pj.com/
■会社概要:Institution for a Global Society株式会社
多様な「評価」と新たな「お金の流れ」で、世界中の「教育」を変えるテックカンパニー。社会で活躍する際に重要な「非認知能力」を中心に、人の能力を子どもから社会人まで一貫して可視化できるツールの提供や、NFTを活用することで無償教育と人材マッチングを促進する人材育成・転職プラットフォームなどを国内運営。「分断なき持続可能な社会を実現するための手段を提供する」を企業パーパスに掲げ、2021年12月29日に東証マザーズ市場(現・グロース市場)に上場。
- Institution for a Global Society株式会社 公式Webサイト: https://i-globalsociety.com/
- 代表者:代表取締役社長 COO 中里 忍
- 所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F
- 設立:2010年5月
- 事業内容:AIを活用した能力測定ツールの学校・企業への提供、およびWeb3技術を活用したリスキリング・転職一体型サービスの開発・運営
- 資本金:50百万円(2024年9月末現在)
■ご取材に関するお問い合わせ先(メディア)
Institution for a Global Society株式会社 ブランドコミュニケーション室 広報担当 川村
MAIL:pr@i-globalsociety.com
■講座の提携等に関するお問い合わせ先(企業・団体)
Institution for a Global Society株式会社 プラットフォーム/Web3事業部 鶴田
MAIL:ongaeshi@i-globalsociety.com