吉祥寺にある「ギャラリー・フェイス トゥ フェイス」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-70-0885)で現在、3人の平面作家による「3 Artist's Flat Works Exhibition」 展が開催されている。
参加作家は、阿部浩さん、舘寿弥さん、佐藤孝子さん。阿部さんはリトグラフとモノタイプを手がける版画家で、同展ではモノタイプで女性の立像をモチーフにした作品を発表する。舘さんと佐藤さんは過去に同ギャラリーで個展を開催した作家で、舘さんは和紙とアクリル絵の具、佐藤さんは凹凸のある紙にインクを何層も重ねた抽象作品を発表。3人合わせて約20点を展示する。
ギャラリーディレクターの山本さんは「3人はそれぞれの平面の可能性を追求している作家たち。阿部さんの美しいフォルムと色彩、舘さんのモノクロームの重なりの中に見える空間、佐藤さんのインクの色層越しに浮かび上がるさまざまな形の『群(むれ)』など。三者三様の作品世界を楽しんでほしい」と話す。
開催時間は13時~19時。月曜・火曜休廊。5月30日まで。