吉祥寺・いせや隣に野菜カフェ&レストラン「八十八夜」-和スイーツも提供

大きな窓から光が差し込む「八十八夜」

大きな窓から光が差し込む「八十八夜」

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 野菜カフェ&レストラン「八十八夜」(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-24-9490)が11月27日、吉祥寺いせや総本店の隣にオープンした。運営はマーブルフューチャーサプライ(杉並区)。

 コンセプトは「からだにやさしいごはんとおのみもの」。立春から88日目の5月2日ごろが「八十八夜」。「八十八」は組み合わせると「米」という字になることもあり、この日は農業従事者にとって特別な日とされてきた。野菜と米、食物を大事にしたいという気持ちから「八十八夜」と名付けたという。

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 野菜は日本全国の有名レストランにも卸している青果店「築地御厨(つきじみくりや)」(中央区)から、肉や魚は産地から直接取り寄せた。フランスのほうろう鍋「ストウブ」を使い、「素材の味を楽しめるよう、できるだけシンプルな調理でメニューを提供する」(同社社長の木下和也さん)。

 店内は、白やグレーを基調とし「モダンな要素を取り入れつつ、シンプルでナチュラルな内装に仕上げた」。天井からは小さなライトをいくつもつり下げ、吹き抜け部分にはプロジェクターで自然風景の映像を流す。オークの天板をセットした大テーブルもあり、パーティにも対応。店舗面積は26.15坪、席数はテラス席8席含め全60席。想定客単価は2,500円~4,000円。ターゲット層は20~40代の女性を中心に、夫婦、食事と健康に気づかう人。

 フードメニューは、この時期にはカブや大根などを使う「旬野菜のグリル」(1,300円)、米の銘柄を選ぶことができる「土鍋炊き白米ご飯」(3種・各600円)、ワサビじょうゆで食べる「黒毛和牛のビーフステーキ」(1,800円)など。

 スイーツメニューは、北海道のてんさい糖を使った「ベイクドチーズケーキ ゆず風味」(500円)、「大学芋の胡麻だんご」(500円)、「抹茶のティラミス」(550円)ほか。ドリンクメニューはかんきつ系の「伊藤農園 手しぼり100%ピュアジュース」(500円)、「自家製てんさい糖の生キャラメル・ミルク」(650円)、エチオピア・アンドロメダ豆を使った「ブレンド」(500円)、天然甘味料・アガベを使った「自家製スパイスジンジャーエール」(600円)など。

 同社は高円寺で、カフェ「HERE WE ARE marble」(杉並区)を運営する。来店客から「2号店は作らないのか」という声が多く寄せられたこともあり、3年前から今後10年の需要を考えた上で企画したという。

 吉野店長は「オープン前から問い合わせが何件もあり、予約できるかどうかの連絡が入ったこともあった。地域の人々から期待されていることを感じる」と笑顔を見せる。

 木下さんは「旬の食材を取り入れていくので、季節のメニューはその都度変えていく。吉祥寺は、『暮らしを大事にする人』が集う街。八十八夜が、この吉祥寺をもっと好きになる理由の一つになればうれしい」と話す。

 営業時間は11時~23時。火曜定休。

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