成蹊学園前にある「CAFE & GALERIA PARADA(カフェ&ギャラリア パラーダ)」(武蔵野市吉祥寺本町4、TEL 0422-27-6680)で現在、「富田有紀子展」が開催されている。
同展は、花をモチーフとした富田さんの絵画を展示する。「その作品の強烈な色彩とダイナミックな構図、その中に潜む生命の神秘、そして力。花の秘部をモチーフとしつつも、それから感じられるものは単にエロスの一言では収まらない。自らの魂の雑念をそぎ落すかのような富田さんの仕事は、見るものに勇気を与え続けている」と同ギャラリーの中林さん。
富田さんは1958年生まれ。1980年に女子美術大学芸術学部を卒業。1983年から個展やグループ展を開始。東京を中心に中国・上海でも展示を行うなど精力的に活動を行っている。
カフェでは期間中、作品にちなんだ特別メニュー用意する。「ピーチパッションティー」「ワイスドハイビスカスロイヤル」「カシスクランベリービア」「ピーチとイチジクのタルト」「ビーツのサラダとフムスのプレート」「チキンとリンゴの煮込み」など。
中林さんは「正方形のキャンバスに色鮮やかに描かれた花、果物、実はクローズアップされ、見る者を圧倒するほどの迫力がある。この機会にぜひ見てほしい」と話す。
開催時間は11時30分~22時(日曜は20時まで)。月曜・第1日曜休廊。今月26日まで。