絶滅危惧種「東京めだか」の講演会-井の頭自然文化園で

絶滅危惧種に指定された「東京めだか」

絶滅危惧種に指定された「東京めだか」

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 井の頭自然文化園(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-46-1100)は3月20日、講演会「メダカ、なぜいなくなったのか?」を開く。

 同講演会は「東京めだか」を調査し、保全する「井の頭自然文化園」「葛西臨海水族園」(江戸川区)、「多摩動物公園野生生物保全センター」(日野市)の3施設が、メダカに関する取り組みを紹介するために開催する。「東京めだか」とは、東京生まれ、東京育ちのメダカのこと。他地域から持ち込まれたメダカと交雑したかはDNA検査で判別する。

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 1回目の会場は同園。講演1は、同園の水生物館飼育展示係の荒井寛さんが「東京めだかの現状、保全の取り組み」について説明する。講演2は、弘前大学農学生命科学部の佐原雄二教授が、「水田の魚、メダカはなぜ減少したのか-その生活から考える」をテーマに、水田に生息する生物を守るための野外での取り組みや問題点について語る。

 普及教育係長の天野未知さんは「日本人なら誰もが知っている魚、メダカ。かつては普通に見ることができたメダカが今では、『環境省レッドリスト』に掲載され、絶滅危惧種に指定されるほど、とても珍しい魚になってしまった。日本のメダカは今、どんな状況に置かれているのか、なぜ減ってしまったのかを伝える」と話す。

 開催時間は、講演1=14時~14時30分。講演2=14時30分~16時。定員は60人。対象は、高校生以上。第2回の講演会は、5月に葛西臨海水族園(江戸川区)で開催予定。