地域の活性化を目指し、三鷹市を中心にサッカークラブやサッカースクール事業などの活動を精力的に行っている「Sports Unity」(西東京市)が活動1年目を迎えた。
同組織は昨年9月、横河武蔵野FC育成部門で約10年間指導にあたり、Jリーガーを育てた経歴を持つ、篠原統理事長と田村大副理事長がNPO法人として設立したもの。三鷹市サッカー協会から「地元からプロのサッカー選手が出るような組織を」という励ましと協力を受け、同市での活動を開始した
活動の中心は、サッカーの普及・育成事業を中心に、スポーツ人口の底辺拡大など、地域の発展をサポートすること。設立以後、さまざまな準備に時間を取られ、本格的に始動したのは今年の4月からという。
現在、最も注力しているのは、幼稚園児から中学生に向けて精力的に技術の指導を行うクラブ事業。同市では初となる中学生年向けサッカークラブ「三鷹F.A.Jrユース」を立ち上げたのに続き、同市内にあるマロンテラスパーク(三鷹市野崎4)で、幅広い年代にサッカーの技術や楽しさを教えるサッカースクール「ジョガ」も開催。「三鷹からJリーガーを出したい」(篠原さん)という熱い思いで指導を続けている。
篠原さんは「まだ設立から1年しかたってないが、これからはサッカーだけでなく、ダンスなど女性向けのスポーツにもチャレンジしていき、地域の活性化を手助けしていきたい」と今後の抱負を語る。