武蔵野市内で現在、「第19回Musashinoごちそうフェスタ~ふらっとムサシノ~」が開催されている。主催は武蔵野商工会議所。
同イベントは、武蔵野市民だけでなく、来街者にも武蔵境・三鷹・吉祥寺を中心とした市内の飲食店や食品店で食事や買い物を楽しんでもらい、地元の物産や名物なども知ってもらおうと開催を続けてきた武蔵野市最大の「食の祭典」。
今年は武蔵野市内に事務所を構えるイラストレーターで、「孤独のグルメ」原作者の久住昌之さんとコラボ。オープニングセレモニーで久住さんが率いる「ザ・スクリントーンズ」がライブ演奏を披露するほか、デジタルスタンプラリーの景品にイラストを描いたグッズを用意。武蔵野市内の店を食べ歩いた様子を動画で紹介するなどの企画を盛り込んだ。
同イベント事務局でNPO法人「プレシャスネット」所属の齋藤理恵子さんは「さまざまな世代が参加しやすいようにと今年はデジタルスタンプラリーに「LINE」を使ったと話す。スタンプは約430の参加店に設置してあるQRコードを読み取って手に入れ、集めた数で抽選に応募する。賞品は家電、久住さんが手描きの箸置きやオリジナルデザインのトートバッグなど。
動画「久住昌之のふらっとムサシノ」はユーチューブチャンネル「Musashinoごちそうフェスタ」でも既に「武蔵境編」が始まっており、1月には「三鷹編」と「吉祥寺編」も公開する。「自宅で過ごす時間や帰省中の空き時間に動画を楽しんでもらえたら」と齋藤さん。
X(旧ツイッター)やインスタグラムで同イベントの公式アカウントをフォローし、「#むさごちキャン」を付けて「久住さんに薦めたい」店の写真と店名を投稿すると、抽選で選ばれた店を久住さんが実際に訪問するキャンペーンも行う。
齋藤さんは「年末年始は外食や総菜などを買う機会が増える。飲食や買い物をしながら応募できるデジタルスタンプラリーを、ぜひ使ってもらえたら」と参加を呼びかける。
2024年1月31日まで。