丸善アトレ吉祥寺店(武蔵野市吉祥寺南町1、 TEL 0422-22-2156)が12月14日、4年ぶりに「ご当地手ぬぐい」の販売を始めた。
同商品は、手ぬぐいメーカー「かまわぬ」(渋谷区)とのコラボ商品。井の頭恩賜公園をモチーフにスワンボートと、街にたたずむ猫と寄り添い、「四季を感じる豊かな生活をイメージしデザインした」という。
同商品企画担当の塩原由士さんは「2019年に吉祥寺駅ビル開業50周年に合わせて吉祥寺でもオリジナル手ぬぐいを作り、地域の皆さまから遠方からのお取り寄せまで反響があり、完売した。企画当初は2019年の復刻を検討していたが、せっかくなら新作をお届けした方が、より皆さまに楽しんでもらえるのではないかと思い、今回の商品が生まれた」と話す。
「以前、吉祥寺モチーフの文房具を制作した際も、吉祥寺の地図柄に猫を忍ばせたりしたので、ご当地アイテムとしてやはり猫は欠かせないと思い今回もデザインに落としこんだ」とも。
手ぬぐいと合わせて、はんこ作家くどういずみさんデザインによる「吉祥寺スワンボート」「吉祥寺ねこ」(1,760円)の2種類をワックスクロスペーパー製の文庫本カバーも販売。ご当地コーナー「吉祥寺グッズ」として展開する。
「今回、吉祥寺の実際にある景色を基に新たな手ぬぐいを作った。冬の冷たさの中に太陽の優しい暖かさを感じられるように仕上げてもらった。手ぬぐいは、部屋で飾ってみたり、贈り物にしたりとさまざまな用途がある。店頭でも実物を飾りたい」と塩原さん。「これからもお客さまに楽しんでもらえるような商品、季節感、吉祥寺を感じられる商品を作りたい」と意気込む。
サイズは約35センチ×約90センチで、価格は1,430円。同店のみで扱う。