武蔵野市が10月14日から、高校生と大学生を対象とした連続講座「環境の学校Youthプロジェクト」を環境啓発施設むさしのエコreゾート(武蔵野市緑町3)で初開催する。主催は環境政策課環境啓発施設係。
武蔵野市で環境の学校Youthプロジェクト 環境・地域の課題解決を目指して
講座は全6回で、2024年3月まで開く。環境・地域に関する情報発信のほか、地域や事業者と連携して関わりを広げ、「さらに大きな課題解決を目指す」という。
初回は、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長の伊藤羊一さんが講師となり、「超実践!課題解決の本質」と題し、課題解決のための考え方を学ぶ。伊藤さんは現在LINE、ヤフーの次世代リーダー開発に従事。2021年より武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)を開設、学部長に就任。著書に「1分で話せ」などがある。
毎回テーマに沿った講座とグループワークやプレゼンテーションなど、インプットとアウトプットを組み合わせた内容になる。
企画・事業を担当する同施設コーディネーターの岩本容子さんは「地域や企業のさまざまな分野で活躍する方から、それぞれが抱える課題を解決した事例を通して課題解決ノウハウを学ぶ。そこからメンバー同士で、環境や地域に関する課題を探し、解決するためのアクションプランを作っていく。ここで得た課題解決のノウハウやチームワーク力が、自分のステップアップにつながれば」と話す。「1回目はお試し参加ができるので、気軽に参加してもらえたら」と呼びかける。
対象は、市内と近隣市区在住在学の高校・大学生。参加無料。1回目の講座は、現地参加30人、オンライン参加50人。申し込みはメールとフォームで受け付ける。締切は過ぎていても、若干定員に空きがあるため受け付ける。