武蔵野公会堂(武蔵野市吉祥寺南町1)で10月7日・8日、吉祥寺パークエリア社会実験として「本屋の文化祭」や「SFマルシェ」が開催される。社会実験の開催は昨年に続き2回目。担当は、武蔵野市総合政策部企画調整課。
武蔵野公会堂で「本の文化祭」「SFマルシェ」 武蔵野市が社会実験で開催
7日「本屋の文化祭」では、個人が作る小冊子「ZINE」の販売会を昨年よりも規模を拡大して行う。ホールでは自主制作のショートアニメを上映。主催はBook Culture Club。開催時間は12時~18時。入場料は100円~。
8日「SFマルシェ」では、さまざまな作家が出店。アクセサリー、ドローイング、雑貨、似顔絵など多彩な店が軒を連ねる。ホールでは音楽ユニット「group_inou」としても活躍するimaiさんやNHK Eテレ2023年度「天才てれびくん!」の劇伴音楽なども知られるオオルタイチさんなどが出演。主催は山ト波。開催時間は11時30分~19時。入場料は500円~。
両日とも、来場者、周辺事業者、事業主催者、事業への各出店者へのアンケート、周辺道路の交通量調査を行う。
同課担当の畑裕記さんは、同実験を「パークエリア内の会場(公会堂)を、普段とは異なる利用(物販や飲食への制限緩和)で新しいまちの姿を生み出すことにより、パークエリア周辺に与える影響や可能性について探り、これからの将来像を、市民やまちの関係者と検討していく際の材料の一つにしたい」と話す。
「両日それぞれ異なった魅力があるので、両日来場していただけたら」と畑さん。「皆さんにイベントを楽しんでいただきながら、パークエリアの将来について興味を持っていただく一つのきっかけになれば」と意気込む。