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吉祥寺・街々書林で「昭和の商店街遺跡、撮り倒した590箇所」刊行記念パネル展

山本さんによる商店街の写真とイラストを合わせて展示する(イメージ)

山本さんによる商店街の写真とイラストを合わせて展示する(イメージ)

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 「昭和の商店街遺跡、撮り倒した590箇所」(303BOOKS)の刊行を記念したパネル展が9月6日から、中道通りの「街々書林」(武蔵野市吉祥寺本町3)で開催される。

著者の山本有さんは9月9日に在廊する(15時頃まで)

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 著者の山本有さんは1975(昭和50)年茨城県生まれ。全国の古い商店街を撮り歩き、訪ねた商店街は28都道府県で590カ所(2023年5月時点)。2010(平成22)年にブログ「香ばしい町並みブログ」を始め、「どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる」昭和レトロな町並みや建物を紹介し続けている。同書について「レトロで味わいのある商店街は、今、急速にその姿を消しつつある。本書を手に散策するもよし、まだ見ぬ街や故郷に思いをはせるもよし、失われた風景に郷愁を感じるもよし。庶民文化の記録として、建築や作画の参考にも。さまざまな見方があると思うが、思い思いに楽しんでいただければ」と、山本さんは話す。

 会場は6月にオープンした同店内のギャラリースペース。出版元である303BOOKS(千葉市美浜区)営業部の渡辺葉奈さんは「街々書林がオープンした時から、いつか旅をテーマにした本で一緒に企画したいと考えていた。今回、店主の小柳さんに提案したところ、『ぜひ一緒に楽しいことをやってみましょう』と言ってもらえ、開催の運びになった」と振り返る。

 同展では、山本さんによる商店街の写真とイラストを10セットほど展示。見どころについて、「今回のために描き下ろした吉祥寺や中央線沿線のイラストも展示する。山本さんの商店街愛にあふれる解説文は、実際に商店街にいるような感覚になれる」と渡辺さんは話す。9月9日には15時頃まで山本さんが在廊。同書購入特典として「ハーモニカ横町の描き下ろしイラストポストカード」を用意する。

 営業時間は12時34分~18時(9月8日は19時まで)。今月10日まで。

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