吉祥寺経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、武蔵野市が5月10日から「旧赤星鉄馬邸」を一般公開した内容を紹介した記事だった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 武蔵野市が「旧赤星鉄馬邸」を期間限定で一般公開 今後の保存活用に向け(4/20)
2. 三鷹にベーカリー「シロ」 デュヌ・ラルテ出身シェフが開業、地元素材使う(3/30)
3. 吉祥寺に「ヨキヒ吉祥寺」 開業日と4フロアの全テナント発表 (1/31)
4. 吉祥寺で「キチジョウジ ミュージックパーク」 13組のアーティストが出演 (4/27)
5. 吉祥寺に台湾家庭料理の専門店 テークアウトの日替わり弁当やおかずも (5/17)
6. 三鷹で「消えゆく方言 三鷹弁・多摩弁」講演会 70人参加、地域独自の言葉学ぶ(2/20)
7. 赤い看板の「イタリア料理と吉祥寺」が1周年 コース料理をカジュアルに(5/1)
8. 「ビースクエアード吉祥寺店」オープンから半年 GWはイベント出店も (5/2)
9. 吉祥寺東急で「高田明美個展」 原画50点超展示、グッズ販売も(6/19)
10. 紅茶専門店「ジークレフ」吉祥寺本店が移転1周年 試飲コーナーも(5/24)
1位「旧赤星鉄馬邸」は実業家・赤星鉄馬の自邸で、1934(昭和9)年に完成し、今回の一般公開を将来に向けて保存・活用を検討する取り組みとして行ったもの。このほか、三鷹で「三鷹弁・多摩弁講演会」(6位)など、地域や文化を活性化していく取り組みが複数ランクインした。
2位のベーカリー「シロ」も「三鷹に住んで15年、地元の人々が生産する新鮮な素材を使う店を作れるのでは」と地元と密着した店づくりを目指す。
3位「ヨキヒ吉祥寺」は、日常的に利用してもらえるような施設を目指すという意味をかけて、「今日は吉曜日」をコンセプトに掲げた店。
4位の「キチジョウジ ミュージックパーク」は1986(昭和61)年、街の活性化を目指し地元有志が始めた「吉祥寺音楽祭」が始まりのイベント。コロナ禍を終え、今後は、さらに地域を巻き込んだ文化の発信に注目が集まりそうだ。