「キチオン38 キチジョウジ ミュージックパーク」が5月3日・4日、吉祥寺駅北口駅前広場特設会場で開催される。主催は吉祥寺音楽祭実行委員会。

3日に出演する橋爪ももさん

　1986（昭和61）年、街の活性化を目指し地元有志が始めた「吉祥寺音楽祭」。2021年には「キチオン」の呼称と共に、ロゴマークとウェブサイトを刷新した。毎年ゴールデンウイークに行い、これまで「ジャズコンテスト」「ホコ天パレード」「公園コンサート」などさまざまなジャンルの音楽イベントを展開してきた。

　昨年は「キチオン37 spring スーパーステージ2022」と題し、3年ぶりに開いた。同委員会委員長の三次耕平さんは「今年は新しい試みとして、リニューアルする。音楽以外にもフードトラックによるオフィシャルバーを設え、より多くの人に楽しんでもらえたらと準備を進めている」と話す。

　3日に出演するTakuさんは神奈川県出身。新卒で一般企業に就職し、現在も正社員として勤めながら音楽活動を続ける。2022年度キチオンコンテストグランプリ受賞。「大きな会場でも小さなライブハウスでも屋内でも屋外でも関係なく、音楽には人をつなぐパワーがあると思う。そんなパワーの一つになれるように、まずは誰よりも全力で楽しみたい」と話す。

　ほかに、橋爪ももさん、ボーカルとギターの2人組「HONEBONE」、カルテット「星影のロゼット」、女性ソロアーティストxiangyuさん、ぜったくん、2人組ロックバンド「toitoitoi（feat.近藤康平）」が出演する。4日は民族ポップバンド「irodori」ら6組が登場する。
　三次さんは「飛び切りの音楽とドリンク、フードが楽しめる非日常空間でのスペシャルな2日間を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

　11時30分開場、12時30分開演。入場無料。