オリジナルブランド「yuni is like a flower to me.」のアパレル販売するショップ「yuni(ユニ) 吉祥寺路面」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-20-2395)が吉祥寺の昭和通り沿いにオープンして、4月3日で1カ月がたった。
レディースウエアの企画・製造・販売を手がける「アンビデックス」(渋谷区)が経営するブランドショップ「ノートエシロンス」が昨年2月で閉店した跡にオープンした同店。3月1日、「アンビデックス」がブランドの長期継続を目指して3社に分社。独立した「Okumo(オクモ)」「cloth words (クロスワード)」「BAUENZ (バウエンズ)」(以上、渋谷区)の中で、同ブランドを展開する「cloth words」が経営。他に代々木上原路面、二子玉川ライズ、ニュウマン横浜、京都路面、神戸路面の5店舗を展開する。
店長の相澤華菜子さんは「吉祥寺パルコ(吉祥寺本町1)で2000年~から2022年、の間に『アンビデックス』のブランドショップ3店舗を営業していたこともあり、吉祥寺には『アンビデックス』ブランドへの根強いファンが多い。前店のクローズを惜しむ声や復活を願う声に応え、この街にまたショップをオープンできてうれしい」とほほ笑む。
ブランドイメージは、デザイナーの友人Yuniさんが持つ雰囲気や生き方への姿勢を表す「花のように自然にそこに居てくれる存在」。「商品には抜け感があり、クリーンと野暮ったさを併せ持つところがある。それが吉祥寺の雰囲気に合うのでは」と、扱うブランドに選んだという。「吉祥寺は自然を感じながら暮らし、新しいものを取り入れるライフスタイルを持つ人が住む街。天然素材を使ったゆったりしたデザインを日常生活に取り入れてもらえたら」とも。
店舗面積は、1階=53平方メートル、2階=39平方メートル。全面ガラス張りの店内に並ぶアイテムはトップス30パターンのほか、ジャケット、パンツ、ワンピース、スカート、バッグ、シューズ。他にファッション雑貨、ヘアアクセサリー、アクセサリー、帽子をそろえる。2階には、色違いやサイズ違いを置く。
「オープンから1カ月がたち、ノートエシロンス時代のお客さまが少しずつ戻ってきた。気候が暖かくなって、近隣の方はウインドーショッピングするだけから購入する方も増えた」と相澤さん。「街の洋服屋さんのようになりたい。ちょっと立ち寄って、おしゃべりして、癒やされてもらえたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~20時。