吉祥寺のハモニカ横丁に3月22日、テイクアウトもできるタコライス専門店「ハモニカ・クイナ」(TEL 0422-21-6607)がオープンした。店舗面積は約7坪、客席数は12席。同店は岡山で沖縄料理店を経営していた店主・大蔵野吉史さんが、「タコライス」にこだわった店を開きたいと上京、オープンしたもの。同店のタコライスは、化学調味料を一切使用せず、鳥ブイヨンから出汁を取って煮込んだビーフを使うなど、オリジナルの味を追求したという。メニューは、チーズタコライスやビーンズタコライス、オムタコライスなど全部で4種類を提供する。価格は、チーズタコライス(スモール=590円、レギュラー=690円、ラージ=840円)、オムタコライス(スモール=650円、レギュラー=750円、ラージ=900円)。営業時間は11時~22時。ハモニカ横丁は、JR吉祥寺駅北口のすぐ横にある商店街で、その敷地面積は、吉祥寺の商業地域内の2%にしか満たない小さな商店街だが、飲食店や食料品店など約100店舗が密集しており、その姿がハーモニカの吹き口に似ていることから「ハモニカ横丁」という呼び名で呼ばれ親しまれている。最近では、旧来の「ハモニカ横丁」のイメージを脱する新店も続々とオープンしている。