オクトーバーフェスト「吉祥寺BEER and WALK」が10月7日から、コピス吉祥寺（武蔵野市吉祥寺本町1）で初開催される。

IPAが飲み比べできる「day1 2種飲み比べセット」

　ドイツのミュンヘンで1810年に始まったとされるビール祭り「オクトバーフェスト」。現地では10月に飲食を提供するテントなどを設置し、限定ビールなどが並ぶ。コピス吉祥寺事業所の諸岡みどりさんは「武蔵野市と同市民が共同で定めた、吉祥寺まちづくりの方向性とビジョンを示した『グランドデザイン』に、コピスが位置する吉祥寺セントラルエリアのまちづくりとして『イベント空間の創出』が掲げられている。その実現に向け貢献したいと考え、当施設だけでなく吉祥寺元通り商店街振興組合やペニーレーン商店会とも連携して何かできたらと考えた」と話す。

　メイン会場となるA館3階のGREENING広場では、オクトーバーフェストのために製造されたドイツビール「ホフブロイ オクトーバーフェストビア」をはじめ、「ホフブロイ ヴァイス」「ホフブロイ ドゥンケル」を提供する。200ミリリットルずつ飲み比べできるセット「ホフブロイ3種」、「ドイツを代表するビール3種」も用意する。

　1階のふれあいデッキ「こもれび」には、クラフトビールのキッチンカーが並び、「RIO BREWING&CO.TOKYO BAYCOST IPA」と、2017（平成29）年に醸造を始めたブルワリー「TDM1874Brewery」が日替わりで出店する。コンコースにはスーパーマーケット「三浦屋」がポップアップを展開し、通常店頭には置いていないビールのほか、ビールに合わせた作りたてのつまみなどを販売する。

　周辺に店舗を構える「YONAYONA BEER WORKS（吉祥寺店）」、「CRAFT BEER MARKET（吉祥寺ペニーレーン店）」でも、ビアスポットとして同イベント限定の「飲み比べビール」を用意する。期間中、元町通り商店街にはイベントで購入したビールやソーセージなどを楽しめる憩いの場「元町通りテーブル」（8日・9日）を、ペニーレーンには赤いハイテーブル（全日）を設置する。

　諸岡さんは「吉祥寺、武蔵野市に住む人をはじめ、街に遊びに来た人にもイベントや商店街などとのコラボレーションを通じて、吉祥寺での一日をより楽しく過ごしてもらえたら」と話す。

　開催時間は11時～21時（7日は16時から、10日は19時まで。ビアスポット2店舗の8～10日は12時から）。荒天中止。10月10日まで。