食べる

吉祥寺に香港発の麺店「タムジャイ サムゴー ミーシェン」 国内2号店

「譚仔三哥」が提供する「マーラー」

「譚仔三哥」が提供する「マーラー」

  • 12

  •  

 香港のヌードルレストラン「譚仔三哥(タムジャイ サムゴー)吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町、TEL 0422-20-8070)が吉祥寺にオープンして1カ月がたった。運営はトリドールホールディングス(渋谷区)。

「譚仔三哥 吉祥寺店」の外観

[広告]

 2008年にタム・チャップ・クワンさんが中国・香港に立ち上げた店で、2020年にシンガポールに進出し現在両国で85店舗を展開する。日本では3月、新宿に1号店を出店し、同店は2店舗目。1フロアで席数は66席。新宿店同様、ネオンやタイルを生かした内装は現地のデザインを踏襲する。

 譚仔日本(渋谷区)ゼネラルマネジャーの花畑啓之さんは「吉祥寺は学生など若い世代から年配の人まで非常に幅広い層が行き交う人通りの多い街。飲食店の旗艦店も集まる流行の発信地でありつつ、近隣に住む人や買い物に立ち寄る人もいて、さまざまなシーンで利用してもらえるのではないかと考えた」と話す。

 米と水のみで作った「米線(ミーシェン)」というグルテンフリーの麺を使う。好みに合わせ6種類のスープ、10段階の辛さ、25種類のトッピングを自由に組み合わせることができる。スープは、花椒(ホアジャオ)オイルとチリーパウダーを使った香港で一番人気があるという「マーラー」、焦がしたスパイスの香りが特徴の「ウーラー」(以上610円)、トマトの甘さと酸味にスパイスの香りを合わせた「トマト」、中国の酢を使い酸味とスパイスの辛みを合わせたという「サムゴーサンラー」(以上670円)などを用意する。トッピングは肉、野菜、キノコ、魚介系のボールなどがあり、香港から輸入した食材も一部使う。「香港では、鶏ムネ肉や豚バラチャーチュー、豚ひき肉炒めが人気」と花畑さん。

 一品料理も提供する。「トーフェイ・チキン」(3個=380円、5個=550円)は湖南料理の一種であるトーフェイ料理をイメージし、クミンなどのスパイスをまぶして焼いたチキン。日本の野菜を生かした国内オリジナルメニューも用意する。

 「ファミリーやグループでも気軽に入りやすいような楽しい空間づくりをした。あらゆる世代、いろいろな価値観を持つ人が生活する吉祥寺で、一人一人の好みに寄り添ったサービスを展開していきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~22時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース