日本全国のご当地アイスが一堂に集まる「アイスクリーム万博『あいぱく』」が4月29日、コピス吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町1)A館3階のGREENING広場で始まる。
アイス評論家として活動するアイスマン福留さんが代表を務める日本アイスマニア協会(中央区)と、アイスクリーム・ラバー(同)が企画・運営する。アイスクリームの魅力を広めようと、「アイス好きの楽園空間」をコンセプトに2015(平成27)年に原宿で初めて開いた。これまでの累計来場者数は280万人を数える。
都内での開催は3年ぶり。アイスクリームに関する検定試験「アイスマニア検定」に合格した1万2000人を超える会員が所属する同協会が、過去に行ったイベントで人気のあった店のアイスや通常は各地域でしか食べられないアイスなど、全国各地から選んだ17ブランド、80種類以上を販売する。
「長崎カステラ生ソフト(バニラ)」(600円)は、1937(昭和12)年に創業した長崎の洋菓子店「ニューヨーク堂」が手がける。手焼きしたザラメ入りのカステラに、独自製法で作るソフトクリームを合わせる。
「メゾン ジブレー」(神奈川県)の「ロイシー ゴールド プレミアム・ザ・ジブレー」(800円)は同イベント限定商品。2015年にミラノ万博で行われたスイーツのワールドカップで、日本代表チームのキャプテンとして出場し世界チャンピオンになったパティシエの江森宏之さんが手がける。チョコレートアイスの上に北海道産の白いトウモロコシ「ロイシーコーン」のソフトクリームをのせ、ポップコーンとキャラメルソースをトッピングする。
会場内や同館特設飲食ブースで食べることができる。テークアウトも可能。会場には、記念撮影用にアイスをモチーフにしたフォトスポットを用意するほか、ファッションアパレルブランド「CUP OR CONE」のアイスクリームグッズも販売する。
開催時間は11時~18時。入場無料。5月8日まで。