洋菓子店「セバスチャン・ブイエ アトレ吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-27-6077)が3月3日、アトレ吉祥寺1階にオープンした。
パティシエ兼ショコラティエのセバスチャン・ブイエさんは2004年、世界的に著名なパティシエのみで構成される菓子職人の国際協会「ルレ・デセール」に当時史上最年少で入会。フランスのリヨンに構える本店が店舗デザイン賞を受賞したほか、これまで「若手クリエイター」最優秀賞、ウインドーショッピングコンテスト名誉賞などさまざまな賞を受賞してきた。
日本では新宿、池袋などに店舗を展開し、吉祥寺が5店舗目となる。出店のきっかけについて広報を担当する山本麻央さんは「吉祥寺に住む人や通勤している人、遊びに来た人にフランス・リヨンの洋菓子を届けたいと考えた」と話す。
「マカロン」と「リヨン」から名付けられた「マカリヨン」(324円)は、本店でもファンの多いブイエさんの代表作。キャラメルクリームをサンドしたマカロンをビターチョコでコーティングしたものや、プラリネガナッシュをサンドしミルクチョコでコーティングしたマカロンなど6種類を用意する。
タルト生地にマドレーヌやフィナンシェなどを入れ、フルーツやナッツをトッピングした「タルトレット」(292円)は、バスク地方の伝統菓子をイメージした「ガトーバスク」や、リヨンの名産であるプラリネルージュをトッピングしたものなどさまざまなフレーバーを並べる。ほかに自家びきしたアーモンドを加えて焼き上げたマカロン(216円~)や、しっとりした食感の焼き菓子「ケークドーム」(4個1,512円)なども提供する。
山本さんは「オープン以降、『タルトレット&プルミエフールセック』を送別会や歓迎会などの集まりに利用してくれる人が多く人気がある。『春』と名付けた期間限定のタルトレットとマカロンも用意している。華やかなスイーツで季節を楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は10時~21時。