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吉祥寺パルコで「クリスマスマーケット」 エストニアの食・デザインを紹介

2月に開催したポップアップショップの様子

2月に開催したポップアップショップの様子

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 ポップアップイベント「Christmas Market(クリスマス マーケット)北欧エストニアを楽しむ9日間」が12月4日、吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1)1階、公園通り沿いにある「TURN the TABLE(ターン・ザ・テーブル)で始まった。

「KIRJU.CO」のピアス(イメージ)

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 日本エストニア友好100周年を記念して行うイベントで、北欧などの商品をオンラインで展開するanytime、エストニアの雑貨を中心に扱うAttachementと、現地に本社を置きエストニアブランドの日本展開などもサポートするNext innovationの3社が主催する。エストニアはバルト三国の一番北に位置し、国土の半分以上が森林を占めるなど自然が多く残る。

 Next innovationの佐野友美さんは「今年2月にポップアップを行った際は、家族のほか若い人から年配までさまざまな年代の人が立ち寄ってくれた。旅行に行ったことがある人やお子さんが留学されているなどの話も聞き、想像以上にエストニアを知っている人がいることに驚いた。多くのエストニアファンと新たなつながりがたくさん生まれ、当社にとって非常に意義のあるポップアップとなった」と話す。

 「Bean to Bar(カカオ豆からチョコレートになるまでを一貫して生産する)」チョコレートの「Chocokoo(ショココー)」が並ぶ。ショココーは「好きなチョコレートに関わる仕事をしたい」と40歳で会社を辞め、未経験のショコラティエに挑戦したクリステル・ランコッツさんが2015年、首都タリンに創設したブランド。用意する7つの国のカカオ豆を使った8種類のチョコレートは、それぞれミトン型のパッケージで、カカオの生産地をイメージした色と柄のデザインになっている。「クリスマスギフトにもお薦め。コロナ禍でまだ自由に旅行ができないが、チョコレートを味わいながらエストニアや世界中のカカオの生産国に思いをはせ、旅気分を感じてもらえたら」と佐野さん。

 ほかに、自然と幾何学模様を融合したデザインを特徴とするアクセサリーブランド「KIRJU.CO(キリューコ)」、余剰生産されたフェルト生地を使ったサステナブルバックブランド「NORDHALE(ノルドヘイル)」などの商品を並べる。

 佐野さんは「エストニアの人々は、厳しく長い冬の寒さを楽しく快適に過ごすために、昔から日々の生活の中でさまざまな工夫をしてきた。そんな暮らしや文化を、食とデザインから知ってもらえたら」と呼び掛ける。

 開催時間は12時~18時。今月12日まで。

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