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吉祥寺パルコにイギリス発「ホテルショコラ」 カフェスペースも併設

2階で提供するショコラドリンク(イメージ)

2階で提供するショコラドリンク(イメージ)

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 イギリスのカカオライフスタイルブランド「Hotel Chocolat(ホテルショコラ) 吉祥寺パルコ店」が11月5日、「吉祥寺パルコ」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-27-2550)にオープンした。2020年に閉店した「珈琲(コーヒー)の店 近江屋」の跡地。店舗面積は約25坪。運営はホテルショコラ(渋谷区)。

チョコレートが並ぶ1階店内の様子

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 1993年にチョコレートのオンラインショップとしてスタートした同ブランド。2004年、ロンドンに1号店をオープンし、現在はイギリス全土に125以上の店舗を手掛ける。国内では2018(平成30)年に出店した東京・表参道の1号店を皮切りに、29店舗を展開する。同店は都内で5店舗目、多摩地区で初めての店となる。

 吉祥寺に出店した経緯について同社代表取締役の長瀬寛幸さんは「交通量も多く、コロナ禍でも幅広い世代の人が行き交う元気のいい街だと感じた。駅からもアクセスの良いこの場所と縁があり出店を決めた」と話す。

 1階は物販スペース。「セレクター」と呼ぶチョコレートは常時約150種類を並べる。「レモンチーズケーキ」などケーキをイメージした「パティスリー」や洋酒を使ったものなどのほかに、3種類のチョコレートを一つの袋に合わせた「コレクション」も用意する。価格は1パック=880円、3パック=2,200円。ブランドディレクターの長瀬智子さんは「砂糖を入れすぎることなく、カカオを主役にしたチョコレート。宝探しをするように気に入った味を探す楽しみもある。ギフト用に贈る相手の好みを考えながら選んでも」と話す。

 日本で製作したオリジナルパッケージのギフトボックスや、クリスマスに向けた季節限定アイテムなども展開する。併せてカカオや植物由来のハンドクリーム、スクラブ、ソープ、ボディローションなど「ビューティアイテム」も提供する。

 2階は屋外テラス席を併設したカフェで、約20席を設ける。クラシックやソルトキャラメル、ヘーゼルナッツなどさまざまなフレーバーが楽しめるショコラドリンク(500円~)は、カカオホイップをトッピングしたり、エスプレッソワンショットを追加したりするなど好みに合わせて選ぶことができる。ホットとアイスの両方を用意。シーズン限定サンデーは日本でオリジナルに開発したもので、「安納芋サンデー」(900円)をオープン時は展開する。ほかにコーヒーなどの飲料、アイスクリームなども用意する。

 長瀬さんは「ブランド名に込めたように、チョコレートを通じてホテルで過ごす時間のような、非日常の高揚感を当店で味わってもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~20時。

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