熊本から直送する食材を使ったランチビュッフェ企画が11月1日、吉祥寺の「ゼノンサカバ・カフェゼノン」(武蔵野市吉祥寺南町2、TEL 0422-27-2275)で始まる。運営はじぞう屋(同市)。
2009(平成21)年に開業したカフェゼノンと、その隣に2018(平成30)年に出店したゼノンサカバが2020年に統合して誕生した同店。開店から夕方まではカフェゼノンとしてランチメニューのほか、プリンやソフトクリーム、ドリンクなどを提供する。17時から展開するゼノンサカバは肉バルとして「創作バールメニュー」を中心に用意する。店内には客が自ら肉を焼くことのできる炭火場(現在は休止中)や、酒の自販機なども設ける。
店長の平野光一さんは「緊急事態宣言が明け、ディナーメニューが復活する記念イベントとして、熊本の味を手頃に楽しんでもらえたらと、赤字覚悟で今回のランチビュッフェを企画した」と話す。
「小国ジャージー牛のT/Lボーンステーキ」や「りんどうポークのグリル」など肉メニューのほか、「馬キーマカレー」や「南阿蘇オーガニック ホーリーバジルを使ったガパオライス」、「ニョッキとタラと白エビのフリット」、サラダやスープ、デザート類を用意する。土曜・日曜は限定で「原木生ハム切り落とし」と「松島料理長特製パエリア」(時間限定)も提供する。内容は仕入れにより一部変更になる場合がある。期間中、通常メニューは提供しない。
時間は90分制。専用のボックスに詰め放題(1,000円)でテークアウトにも対応する。漫画「北斗の拳」や「シティハンター」「終末のワルキューレ」など「コミックゼノン」の本を持参すると価格を割り引くプランも用意する。
平野さんは「コロナの影響で外食から足が遠のいている人も多くいると思うが、当店のランチビュッフェが外食する一つのきっかけになれば。ビニール手袋や消毒液を設置するなど対策をしっかり行い、安心して来てもらえるように準備している」と呼び掛ける。
実施時間は11時30分~16時。価格は1,980円(小学生は980円)。11月7日まで。