デンマーク発祥のインテリアブランド「BoConcept（ボーコンセプト） 吉祥寺店」（武蔵野市御殿山1、TEL 0422-29-9071）が10月1日、吉祥寺にオープンした。

ダイニングテーブル「フィオレンティーナ」

　1952年に誕生し、世界67カ国に300店舗を展開する同ブランド。名前にある「BO」はデンマーク語で「生活」を意味し、住居や店舗用インテリアの設計から製造、販売まで総合的なサービスを提供する。インテリアスタイリストがライフスタイルをカウンセリングし、ソファやテーブル、アクセサリーの組み合わせなど好みに合わせた空間づくりを無料で提供する「インテリアデザインサービス」も行う。

　同店は国内で22店舗目。売り場面積は198平方メートル。吉祥寺に出店した経緯について同店ストアマネジャーの三坂亮太さんは「吉祥寺は洋服店や家具・インテリアショップが多くあり、住みやすい街としても人気なエリア。三鷹市・武蔵野市はここ10年人口が増加傾向にあり、今後も増えると期待している。そうしたエリアに住む感度の高い人に向けて、当ブランドが提案するライフスタイルを発信していきたいと考えた」と話す。

　店内にはリクライニング機能と収納が付いたコーナーソファ「Hampton（ハンプトン）」や、ダイニングテーブル「Fiorentina（フィオレンティーナ）」などの家具を用意する。「ハンプトンは美しい見た目だけでなく機能的な作りのソファ。フィオレンティーナは、伸長式なので友人など来客時にも柔軟に対応ができる」と三坂さん。

　インタラクティブなデジタルタッチパネル「エクスペリエンスポイント」も設置。三坂さんは「お客さま一人一人のパーソナリティーやライフスタイルに合わせて、最適なインテリア選びを手伝うサービス。気に入った生地や色見本の素材サンプルチップをタッチパネル横の台座にかざすと、全コレクションの中からそれらの素材を使った商品が表示され、同系統カラーリングの商品もチェックできる」と話す。

　「五感を刺激する『ヒュッゲ（居心地の良い時間・暮らし）のある暮らし』を表現したスタジオに立ち寄り、ファニチャーや照明、フレグランスなどを見てもらえたら」と呼び掛ける。

　営業時間は11時～19時。