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吉祥寺のシューズ専門店「ECCO」が移転 キッズ用も取り扱い開始

PARCO裏から吉祥寺通りに移転したECCOの外観

PARCO裏から吉祥寺通りに移転したECCOの外観

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 吉祥寺通り沿いに3月31日竣工したビル「PLAFUS(プレファス)Kichijoji」(武蔵野市吉祥寺本町2)1階に、デンマーク発のコンフォートシューズなどを販売する「ECCO(エコー)吉祥寺店」(TEL 0422-20-5031)が4月30日、吉祥寺パルコ裏のダイヤ街から移転リニューアルオープンした。レザーメーカーでもあり、靴のデザインから生産工程の全てを自社で一括管理する「ECCO」の日本法人、エコー・ジャパン(千代田区)直営店。

シューズの履き心地を試せるソファーが複数用意された店内

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 コピス吉祥寺への出店を皮切りに、2015(平成27)年オープンの前店、新店舗へと吉祥寺で営業してきた同店。吉祥寺を選んだ理由について、ヘッド・オブ・マーケティングの宮入史恵さんは「デンマークはファミリーのつながりを大切にする国。ファミリーに人気のある吉祥寺は、ファミリー経営するブランドの姿勢と調和が取れていると感じたから」と話す。「お母さまからお子さんと三世代で買い物に来る方もあり、エコーが広がっていく様子を実感した」とも。

 店舗面積は116.6平方メートル。シューズは女性用カジュアル100点、男性用カジュアル52点、フォーマル113点、アウトドア92点、ゴルフ28点、キッズ14点の計399点をそろえる。価格帯は2万円~3万円が中心。日本で2018(平成30)年より展開しているキッズシューズは、限られた直営店でしか販売していないが、「吉祥寺は長年お住まいのファミリーも多い街」と移転リニューアルを機に取り扱いを始めた。

 バッグ、ベルト、財布などレザーグッズは58点。環境のために続けてきたサステナブルな取り組みから生まれた「TANNERY SERIES」のトートバッグ(1万1,000円)は、製造過程で生まれたサンプルレザーなどを使い、全て一点物をそろえる。

 「プレミアムレザーを使った商品を長く愛用してほしい」と専用のシューケアアイテムを用意する。レザー用の保湿クリーム(1,540円)、ウオーターベースの泡状汚れ落としなど25点。「コロナ禍ではウエットシートタイプのシュークリーナー(12枚入り770円)が人気」とも。

 「コロナ禍が広がる緊急事態宣言下でのオープンで大々的な告知ができなかったが、移転して店を見つけやすくなったせいか、若いお客さまの来店も目立つようになった」と宮入さん。「名前は知っているが試したことのない方に履き心地を試していただきたい。愛用しているお客さまには新しい発見や価値を提供し、ファミリーの街、吉祥寺に長く愛され続ける店を目指したい」と意気込む。

 営業時間は11時~20時。6月25日から、限定したシューズを最大4割引で販売するセールも行う。

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