吉祥寺パルコ（武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-21-8111）が9月10日、一部館内をリニューアルし、新たに3店がオープンした。

（関連画像）「先手家UNITED NATURE」内観

　1階には、フルーツサンドのほか加工食品などをそろえる「先手家UNITED NATURE（ユナイテッドネイチャー」が都内初出店。野菜や果物などを扱う丸八青果（埼玉県）が運営する。同館で広報を担当する奥佳寿子さんは「当館は『お客さまの日常をより豊かに、生活を楽しむ』というテーマを掲げている。今回は食をテーマに、館内での買い周りが楽しめるような展開を考えた。旬の果実をたっぷり使った商品や一般のスーパーなどでは手に入りにくい食品なども並べている」と話す。「1月にオープンしたフルーツサンド店『先手家 PONTEYA kichijyoji』（吉祥寺本町）も人気がある。近隣には食品フロアのある『アトレ』や、輸入食品などを扱う『カルディ』などもあるので、一層充実した食のゾーンになるのでは」とも。

　地下1階と2階には、「Sally Mart（サリー マート）」がオープン。国内外でセレクトしたアクセサリーパーツを販売する。奥さんは「2階では出来上がったアクセサリーを購入することができる。地下1階は『シルバー系』『ポップ』など商品ごとに部屋が分かれていて、各部屋から気に入ったビーズやチャームを選んで、作業台でオリジナルのアクセサリーを作ることができる。カップルや友達同志など若い方にも好評」と説明する。

　４階には「パシフィックブラーノ」がオープン。手芸材料としてのオリジナルレースや、世界の伝統工芸刺しゅうのインテリアや小物を製作しているメーカーで、レースを中心に雑貨などを展開する。

　奥さんは「さまざまな店舗に加え、ワーキングスペースや映画館、カフェなど並んでいるので、ゆっくりフロアを巡りながら当館で過ごす時間を楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。

　営業時間は10時～20時。