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吉祥寺にカスタムサラダ専門店「クリスプ・サラダワークス」 ドレッシングも毎日手作り

吉祥寺の大正通り沿いにある「CRISP SALAD WORKS(クリスプ・サラダワークス)」の外観 窓の下にはベンチ席(縁側)

吉祥寺の大正通り沿いにある「CRISP SALAD WORKS(クリスプ・サラダワークス)」の外観 窓の下にはベンチ席(縁側)

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 吉祥寺・東急百貨店裏の大正通り沿いに手作りカスタムサラダ専門のレストラン「CRISP SALAD WORK(クリスプ・サラダワークス)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-72-1030)がオープンして3カ月がたった。経営はCRISP(港区)。

テークアウトした「ヒップスター」と自家製レモネード。2種類のドレッシングはサラダと混ぜずに提供

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 2014(平成26)年に1号店をオープンした麻布十番を皮切りに、恵比寿、六本木、丸の内など山手線の内側を中心に出店を進めてきた同社。中央線沿線の吉祥寺エリアへは初出店となる。「コロナの影響でリモートワークになり、都心ではなく自宅近くで利用したい人が増えた。店も変化に適応して新たな展開を目指すため、ベッドタウンの武蔵野市を選んだ」と話すのは広報担当の飯島直子さん。場所は吉祥寺の中でも、「熱狂的なファンを作るのをミッションの一つとしている当店と一番相性がいいリア」として、「ハイエンドなアパレルのセレクトショップが並ぶ東急裏の大正通り商店街」に決めたという。

 店舗面積は17.84坪。「副菜ではなく、メインディッシュになるボリューム感」のあるサラダは、店内で働く従業員の「パートナー(スタッフ)」がオーダーを受けてから内容を確認し、手作りで仕上げる。毎日、店のカウンターの上で、野菜や鶏肉などほぼ全ての食材を「ドレッシングとの混ざり具合を均一にするために」、全てすべて同じサイズにカットする。自家製のハムは1日以上マリネに漬け込み、豆腐は水を切ってからローストするなど「一手間かけて」提供。マヨネーズやドレッシングも手作りする。

 スタイルは2つを用意。定番の「SIGNATURE SALAD」はビーガン1種類、雑穀米入りのサラダボウル2種類を含む8種類。アボカドが2分の1とレッドオニオンなど入った甘酸っぱい味の「カル・メックス」(1,297円)、アップルやセロリとチキンなどが入った「清涼感のある」味の「ヒップスター」(1,495円)など。アレンジして作る「CUSTOM SALAD」(1,092円)はベースをロメインレタスなど3種類から1つ、トッピングを野菜などの18種類から4つ、ドレッシングを10種類から1つ選ぶ。追加トッピングはグリルチキン(245円)、自家製ハム(298円)など。具材を全て選んで作る「フルカスタマイズ」でも注文できる。

 注文は全てキャッシュレス・セルフレジで行う。タッチパネルに表示される画面を選択していくと注文が完了。「質問の言葉も親しみやすいものを選び、お客さまに寄りそうフレンドリーな表現を使った」と飯島さん。不慣れな人には「パートナー(スタッフ)」が使い方を案内する。「パートナーと一緒に画面を見ながら、何が好きか嫌いか、どんな感じのサラダを食べたい気分なのか、わがままになってカスタマイズを楽しんでほしい」とも。支払いはキャッシュレス決済のみ。

 「老若男女が来店するが、子ども連れのお母さまが多い。近所の高齢者も来てくださり、うれしい悲鳴」と飯島さん。「このエリアの一員として、吉祥寺のコミュニティーに愛される店を目指す。子どもの心を持った大人が家族と遊びに来て、新鮮なサラダを味わってほしい」と来店を呼び掛ける。

 現在の営業時間は11時~20時(テークアウトは21時まで)。

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