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吉祥寺の生パスタ専門店「麦と卵」が1周年 北海道の素材生かす

生パスタ専門店「麦と卵」の入り口 店は地下1階となる

生パスタ専門店「麦と卵」の入り口 店は地下1階となる

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 吉祥寺のダイヤ街から一本入った路地沿いのビルの地下1階にあるリジナル卵麺の生パスタを提供する「下川六〇酵素卵と北海道小麦の生パスタ 麦と卵 吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-27-1557)が2月28日で1周年を迎える。

期間限定の北海道・道場(みちば)水産のたらこと帆立を使ったあおさのクリームソース

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 北海道を中心にイタリアン、焼鳥店、バーなどの飲食業態を展開するイーストン(北海道札幌市)が経営する同店。生パスタ専門店は新業態で、2020年に1号店を吉祥寺にオープンした。

 取締役営業副本部長の川西彰さんは「人の流れがある。来街者だけでなく、住んでいる人が利用するだろう、と吉祥寺への出店を決めた」と話す。店名は「北海道の食材を使ったパスタ店を作りたい」と考えたとき、特徴を打ち出せる素材は「麦」と「卵」だとシンプルな思いに至って、そのまま用いたという。

 生麺に使う粉は北海道小麦とデュラム小麦をブレンドしたもの。卵は以前から取引のある「あべ養鶏場」のブランド卵「下川六〇酵素卵(しもかわろくまるこうそらん)」を使う。北海道北部に位置する下川町は「寒暖差が60℃以上」。飼料は「赤い色素入り」を使わず、北海道産を中心に昆布酵素など17種類を配合したオリジナルで、この環境で育った鶏が生む「レモンイエローの黄身にこだわった」という。

 毎日製麺する生麺を使った料理を提供する同店。「生麺のもちもち感を味わってほしい」と引き立てるソースを組み合わせた。メニューは「ふわふわチーズがたっぷり!北海道カルボナーラ」、北海道産牛挽肉100%を使った「自家製北海道キーマ風スパイシーミートソース『下川六〇酵素卵』添え」(以上1,080円)、ドイツ農家の製法を札幌で再現したベーコンを使った「生モッツァレラチーズと『農家のベーコン』、なすのトマトソース」(1,180円)、「『下川六〇酵素卵』と鶏ハムのサラダ」(250円)など。2月22日から限定で、北海道・道場(みちば)水産のたらこと帆立を使ったあおさのクリームソース(1,280円)も提供する。

 ドリンクはビール(サッポロクラシック500円)、グラスワイン(赤、白480円)、 アイスコーヒー、コーラ(以上280円)など。

 川西さんは「昨年の4月7日に発出された第1された第1回目の緊急事態宣言受けて、オープンしてから45日で営業を中止した。10月ごろから客足が戻ってきたが、またの緊急事態宣言に悩まされている」と話す。1周年を迎え「コロナ禍で厳しい環境は続くが、吉祥寺に人出が戻ってくれば」と川西さん。「地元の人たちに選んでもらえる店を目指したい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~20時(アルコールの提供は19時まで)限定メニューは3月31日まで。

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