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吉祥寺でカーテンのショールームが一周年 600本からお気に入りを選ぶ

カーテンが窓に揺れる「びっくりカーテンクローゼット吉祥寺店」の外観

カーテンが窓に揺れる「びっくりカーテンクローゼット吉祥寺店」の外観

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 吉祥寺の中道通りから一本入った道沿いで既製カーテンとカーテンレールなどの小物を販売するショールーム「びっくりカーテンクローゼット吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 00120-390-790)が11月7日、1周年を迎えた。

窓辺に設置されたフィッデングスペース。自分の部屋のようにカーテンを掛けて試せる

 経営は「びっくりカーテン」や女性向けカー用品専門店「クルマリ」などのオンラインショップを運営するソレイユ(大阪府高槻市)。同店は初の実店舗で、大阪本町に9月21日、2店目をオープンした。

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 同社代表取締役の三橋幸美さんは、「『カーテンをもっと楽しく』というコンセプトを広めるため、2009(平成11)年にオンラインショップを始めたが、実際にカーテンを使ったコーディネートを体験していただくためにリアル店舗を用意した」と話す。東京への出店は、2017年頃から考えていたが、仕事で三鷹に滞在していたとき、吉祥寺を散歩中にふらっと入った路地にあった建物に「テナント募集」の看板を見つけ、「感覚的にビビビときて」その場でほぼ即決し、出店を決意した。

 1階は130平方メートル、2階は100平方メートル。模擬窓を備えた7カ所のコーディネートスペースを設ける。「巨大なウォークインクローゼットのような店内」には、約600本のカーテンがテイスト別に吊り見本として置かれる。ハンガーはカーテンを幅70センチに広げたまま掛けられるよう衣類用を改造して作ったという。他にレースカーテン、カーテンレール、タッセルを用意。クッションカバー、マット類、手作りの収納小物、モロッコ産ヤギ革のスリッパ「バブーシュ」、照明なども展示する。「自分の部屋の窓辺に飾った感じをイメージしたいというお客さまが来店する」と店長の石澤京子さん。

 店内では自分の好きにこだわってカーテンを選び、設置したフィッデングスペースの窓辺でカーテンを掛け替えて、イメージに合うかをシミュレーション。レースカーテンやカーテンレールとの組み合わせを確かめたり、クッションカバーなどの小物や照明などインテリアとの調和を考えたりして「着せ替え体験が楽しめる」。「秋から冬へ向かう今は、起毛素材のベルベットカーテンや日本国内の織物工場で織り上げたショップオリジナルの北欧デザインがオススメ」と三橋さん。

 購入はオンラインショップからのみで、アプリをダウンロードしたスマートフォンで、商品に付いたQRコードを読み取ることでその場で完了する。取り付けまでを希望する場合は、NIF(日本インテリアファブリックス協会)認定の資格を持つ本社の「窓装飾プランナー」が対応する。

 オンラインショップでは、5,000種類以上のカーテンを用意する。三橋さんは「11年間、仕入れと開発を繰り返す中で取り扱う種類が増えていった」と話す。「カーテンを耐久資材としてではなく、インテリアの一部としてデザインを楽しんでいただきたい」との思いからカーテンをスタイルや約20種類のテイストでカテゴリーにまとめる。ボタニカルスタイル、マリンスタイル、北欧スタイル、クラシックスタイル、猫デザイン、子供部屋、カラーバリエーションなど。テイストに合わせてレースカーテン、カーテンレール、タッセル、雑貨やインテリアも用意する。価格は厚地カーテンが100センチ×200センチ1枚が約3,500円から4,000円。レースカーテンは同サイズで1枚約2,800円から3,400円程度がボリュームライン。(価格は全て税別)。

 オープンの時はオンラインショップのお客さまがたくさん来店し、「出店したことを心から安堵した」。コロナの影響で緊急事態宣言が発出され店舗をクローズしたが、オンラインショップの注文が通常期の3倍近くに跳ね上った。在宅勤務となった吉祥寺スタッフのおかげで急増するオンラインショップの受注に対応できたという。「コロナ禍の前にオープンできたことは幸運だった」と三橋さん。短縮していた営業時間を10月24日に通常に戻したが、今は土、日に殺到するお客さまが密にならないよう40人を超えると入場制限する対応に追われている。

 「吉祥寺は古くて成熟しているのに、活気のある街。工夫を凝らし、今まで以上に楽しいコーディネートをお客さまに提案していきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時。12時~13時は食事休憩のため、一時閉店。水曜定休。