中央線沿線近辺に点在する小規模のビール醸造所を一堂に招いて行う「中央線ビールフェスティバル2019(秋)」が9月13日から、武蔵野プレイス前の境南ふれあい広場公園(武蔵野市境南町2)で開催される。
昨年初開催となった同イベントには10のブルワリーとキッチンカー2店が参加し、来場者は2万人を超えた。実行委員会事務局を務め、ビール醸造所「26Kブルワリー」(境南町)も運営するスイベルアンドノットの見木久夫さんは「予想をはるかに超える多くの方が来てくださった。ビールフェスには珍しくファミリーで来られる方も多かった。ビールファンだけでなく、クラフトビールに興味のある30代が多いのも珍しいのでは」と振り返る。
今年4月に続いて3回目となる今回は、出店ブルワリーも12に増えたほか、フードも10店に拡大した。「26Kブルワリー」のほか「阿佐ヶ谷20taps feat.ビール工房」(阿佐ヶ谷)、「アンドビール」(高円寺)、「OGAブルワリー」(三鷹)、「イサナブルーイング」(昭島)、「TOYODA BEER」(豊田)などが日替わりで出店する。ビールはキャッシュオンで1杯500円。
ポスターなどメインビジュアルのイラストは花くまゆうさくさんが手掛ける。見木さんは「中央線のビール醸造所が一堂に集まるまれな機会。地元フードも充実しているほか、今回は地元ミュージシャンによるライブ演奏やオリジナルグッズの販売も予定する。地域経済の活性化やクラフトビール文化の醸成に大きく貢献しつつ、家族で楽しめるビアフェスになれれば」と期待を込める。
開催時間は12時~21時(最終日は18時まで)。入場無料。小雨決行、荒天中止。16日まで。