パタゴニア吉祥寺(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-70-5613)で3月24日、日本環境教育フォーラム理事長の川嶋直さんによるSDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)をテーマにしたトーク&ワークショップが開催された。
パタゴニア日本支社30周年記念ストアイベントの一環で、「30年後の子どもたちにも自然豊かな吉祥寺であるために」をテーマに、SDGsについて学ぶ同イベント。
SDGsは、全ての人々にとってより良い、より持続可能な未来を築くための青写真であり、貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、グローバルな諸課題の解決のための国際目標。これらの目標を達成するためには、「根本的な変革、時間と空間を超えた視野と自ら考え行動することが必要」と川嶋さんは話す。
ストアマネジャーの岩澤直樹さんによると、パタゴニアの新しいミッションステートメント「私たちは故郷である地球を救うためにビジネスを営む」は、「パタゴニアが創業以来行ってきた環境危機の解決に向けての行動を、スピーディーに実行し続ける決意」だという。環境問題を含むあらゆるSDGsの目標は密接にリンクしており、その一端を担うパタゴニアのイベントが「次世代に健全な地球を引き継ぐための具体的な行動のきっかけになれば」と岩瀬さんは話す。