三鷹市内で3月13日、幸橋(三鷹市牟礼4)~宮下橋(三鷹市牟礼3)を往復する「ノルディック・ウオーキング教室~春の玉川上水緑道を歩こう~」が開催される。主催は武蔵野地域にある都立公園を管理運営する西武・武蔵野パートナーズ(府中市)。プロのスポーツ・コーディネーターを講師に迎え、野川公園と井の頭恩賜公園の協力で行う。
ノルディック・ウオーキングは、専用のポールを使った歩行運動。運動効果の高いスポーツとしてフィンランドで発表され、ヨーロッパを中心に普及している。ポールを使うことで下半身だけでなく上半身の筋肉も積極的に使われ、全身の有酸素運動が効率よく行えるという。
「ノルディック・ウオーキングは初心者でも無理なく全身運動ができる優れたスポーツ」と担当者。スポーツ・コーディネーターがポールの使い方、ダイエットや健康づくりに効果的な歩き方をレクチャーする。「玉川上水緑道には管理所が無いためイベントを行うのが難しく、年に一度の貴重な開催。今回は井の頭公園の協力で足型測定コーナーも設けるので、自分の足の状態を知って健康づくりに役立てる機会になれば」と話す。
ポールは無料で貸し出す(持参可)ため、運動できるシューズと動きやすく天候に合った服装で気軽に参加できる。対象は18歳以上で、参加費は500円(保険料・足型測定込み)。
「緑に囲まれた未舗装の緑道はウオーキングに最適のコース。正しい足のサイズや姿勢の癖などが分かる足型測定に加え、専門スタッフによるアドバイスもあり初心者にも簡単で効果的な運動が可能。春の気配を感じながら約5キロの緑道を楽しく歩いていただければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~12時。定員は20人。集合場所は井の頭恩賜公園、第二公園内広場に設ける受付テント。申し込み方法はホームページで確認できる。