吉祥寺駅近くの「Gallery惺SATORU」(武蔵野市御殿山1)で6月23日より、西山雪さんのガラス展「水月に映る」が開催される。
今回は、ぐい飲み、片口、小鉢、鉢、花器など「初夏の花々や昆虫、魚が遊ぶ器」を展示する。器の制作は「吹きガラスで成形した器に彫りと筆で絵付けを施し、最後に焼き付ける」という工程で行っているという。
開催時期も初夏となるため、初夏を映すガラスの器が展示の中心となる。西山さんは「紅色の金魚は悠々と水面に浮かび、黄金色に熟した梅の実が木々をしならせる。海辺のハマナスは、潮風に耐えながら大輪の花を咲かせ、豊かな香りを放つ。夏を待ちわびて、透明のキャンバスに筆をおいた」と心境を明かす。
同ギャラリー広報の島田さんは「飾っても美しくて、実際に使っても楽しくなる器。ぜひ来てほしい」と呼び掛ける。
営業時間は12時~19時(最終日は17時まで)。7月6日まで。月曜・火曜定休。オープニングレセプションを23日17時~19時に開催。西山さんの在廊予定日は6月23日・24日。