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井の頭公園で「グリーンティーピクニック」 茶を通し、人と文化と街を結ぶ

井の頭恩賜公園で行われる「井の頭千人茶会」(イメージ)

井の頭恩賜公園で行われる「井の頭千人茶会」(イメージ)

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 井の頭恩賜公園の野外ステージ前広場で5月2日、「井の頭千人茶会 Green Tea Picnic 2018」が開催される。

2017年に行った苗木販売の様子

 2016年に、同公園開園100周年を記念した企画として立ち上げられたプロジェクト。同園内にある、徳川家康が好んで茶を点(た)てたとされる「お茶の水の湧き水」を地域資源に、皆で茶の苗木を育て八十八夜に茶会を行うほか、思い思いのスタイルで茶を楽しむ「茶文化」「和文化」コミュニティープロジェクトを目指す。「100歳記念ウィーク」に出店し茶の苗木販売などを行うほか、茶にまつわるさまざまなイベントを行ってきた。

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 同イベントは、皆で苗木から育てて摘んだ茶葉を使った「井の頭千人茶」を数量限定で無料提供するほか、日本で一番早い新芽の「鹿児島茶」を提供する「100円茶屋」も設ける。

 野点(のだて)エリアでは、抹茶だけでなく日本茶や紅茶、発酵茶などが楽しめる。実行委員代表の高橋桂子さんは「流派や形式、茶葉を問わず、個性豊かな茶人によるさまざまな茶文化が体験できる場所になれれば」と話す。

 ほかに茶博士・大森正司さんによる「お茶講座」や、徳川将軍はじめ武将らに重用された上林春松本店による「井の頭公園で徳川家康が飲んだであろう『茶』」トークセッションも行う。

 併せて3日は井の頭自然文化園内茶室で「井の頭ズーZOO茶会 鹿児島三昧(ざんまい)編」と題し、鹿児島1番茶を無料提供する。4日は同園内「童心居」茶室で、「動物園特別茶会」を予定。「井の頭の動物園をテーマにしたオリジナル和菓子と抹茶2種類(濃茶、薄茶)が楽しめる茶会。初心者の方にも丁寧にレクチャーするので、ゆっくりと楽しんでもらえたら」と高橋さん。

 「一過性のイベントでなく、人と文化と街をつなげていきたい。そのきっかけとして『茶』をキーワードにした。茶の縁の広がりからコミュニティーづくりが盛り上がれば」と意気込みを見せる。

 開催時間と参加料は、2日=10時~17時、無料(野点エリアはチケット必要)、3日=10時30分~15時、無料(要入園料)、4日=11時~・12時~・13時20分~・14時20分~(各回40分、定員10人)、3,500円(入園無料、要予約)。