武蔵野エリアで、ウオーキングや自然散策など「小さな旅」を提案する恒例のイベント「森の地図・スタンプラリー」が開催されている。主催は武蔵野コッツウォルズ。
2012年から毎年春と秋に開催されている同イベント。12回目を迎える今回は「武蔵野の桜をめぐる」をテーマに、武蔵野、小金井、三鷹、調布、府中の5つの市に、計16カ所のラリーポイントを設ける。
事務局の山田智士さんは「回を重ねるごとにファンの方が広がっているように感じる。エリア内に住んでいる方はもちろん、この時期に合わせてエリア外からいらっしゃる方も増えている。歩いて回ったり、自転車で回ったり、楽しみ方もそれぞれ」と話す。
「5月まで51日間と長い期間開催するイベントなので、早咲きから遅咲きまで武蔵野エリアの各所に咲く桜を見ながら、散歩や散策を楽しんでもらえたら」とも。
ラリーポイントには武蔵野中央公園、井の頭恩賜公園、三鷹の森ジブリ美術館をはじめ、小金井公園や野川公園のほか、2017年にオープンした武蔵野の森総合スポーツプラザや、同年「銅造釈迦如来像」(白鳳仏)が国宝に指定された深大寺も加わった。
「ソメイヨシノやヤマザクラだけでなく、オオシマザクラ、ウワミズザクラなどさまざまな種類のサクラが楽しめる。半径約5キロの緑豊かな地域には、公園、博物館、カフェなどのスポットが点在しているので、スタンプを押すだけでなく、ゆっくりと探訪しながら、街の新たな魅力を発見したり体験したりしてもらえたら」と山田さん。
好きな時に好きなところを巡る自由参加方式。期間中に8カ所以上のスタンプを集めた人に、武蔵野の桜巡りの記念として「森の地図プロジェクト」オリジナルアイテムを進呈する。
参加無料(一部入園料などあり)。5月13日まで。