井の頭自然文化園で「はな子とサクラ。」 はな子がいた運動場を一般開放

井の頭自然文化園の運動場で過ごす「はな子」。サクラの季節に撮影された1枚

井の頭自然文化園の運動場で過ごす「はな子」。サクラの季節に撮影された1枚

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 井の頭自然文化園(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-46-1100)の動物園(本園)アジアゾウ舎で3月28日、イベント「はな子とサクラ。」が始まった。

 1954(昭和29)年に同園に来た「はな子」は、2016年5月に国内最高齢の69歳で死ぬまで地元だけでなく、訪れる多くの人に愛され続けてきた。2017年には、吉祥寺駅前広場に銅像が設置されたほか、武蔵野市立吉祥寺美術館で行われたアーカイブプロジェクト・AHA!による新規プロジェクト「はな子のいる風景」で「はな子」と一緒に写った写真を募集し、記録集が作られた。

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 春休みの桜の季節に合わせ、アジアゾウ「はな子」がいた運動場の一部を一般開放する同イベント。スタッフの大橋直哉さんは「足を運んでくださる皆さんに動物園を楽しんでいただけたらと、さまざまなアイデアを検討する中でできた企画。動物の気持ちになって桜を眺めてみたり、動物舎の構造を間近に見ていただいたり、普段できない体験ができるのでは」と話す。

 期間中、同舎付近では「春のミニコンサート」も予定。東京芸術大学の学生による「TOKYO ART ORCHESTRA」が1日3ステージを行う。28日はバイオリニスト飯守朝子さんがエルガー作曲「愛の挨拶(あいさつ)」や滝廉太郎の「花」などを演奏する。

 29日・31日は、東京藝大サクソフォーンカルテットがビバルディ「四季」や「津軽海峡・冬景色」など、クラシックから歌謡曲までを披露。「オペラむじ」による「野外でオペラ」やファゴットとチェロによる二重奏なども予定する。

 イベントを知らせるチラシを持参した人には同舎入り口で限定ステッカーを進呈する。大橋さんは「はな子が見ていた桜を、はな子と同じ目線で楽しんでもらえたら」と来園を呼び掛ける。

 開演時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。ゾウ舎の開放は11時~16時。月曜休園(祝日の場合翌日)。入園料は一般=400円ほか。4月1日まで。雨天時、ミニコンサートは彫刻館B館で実施。

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