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吉祥寺のインテリア店にキッチンカー エゾ鹿肉を使った料理を専門に

「KAJA吉祥寺本店」の隣でエゾ鹿肉の料理を提供するキッチンカー

「KAJA吉祥寺本店」の隣でエゾ鹿肉の料理を提供するキッチンカー

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 吉祥寺の「KAJA(カジャ)吉祥寺本店」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-23-8337)の隣に3月中の土曜、日曜と祝日限定で、エゾ鹿肉料理を手掛ける「VENISON」のキッチンカーが出店する。

キッチンカーで提供する「エゾ鹿肉のローストバーガー」

 同店は約10年続くインテリアショップ。「リゾートのように暮らそう」をコンセプトに、インドネシアの職人が天然素材を使って手作りする家具や雑貨を3フロアで展開する。

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 「VENISON」は鹿肉の意味で、メニューはほかの肉を一切入れず、100%北海道産のエゾ鹿肉を使う。「KAJA」の武石華奈さんは、「当店は吉祥寺裏エリアで人通りもあり、新しいものへの関心が高い人が多いと感じた。ちょうど隣の駐車スペースがあったので、縁のあったVENISONの出店で共ににぎわいにつなげていければと考えた」と話す。

 店主の松田充彦さんは札幌の出身で、学生時代、東京にいた頃の出会いから新たな試みとしてキッチンカーを始めたという。「鹿肉はすべて猟師が捕ったもの。臭みもなくとてもおいしい肉なので、もっと気軽に食べてもらえたらと考えた」と話す。

 メニューは、「肉の味を楽しんでもらえるよう、ミンチではなくローストして挟んだ」という「エゾ鹿肉のローストバーガー」(700円)、「エゾ鹿肉のスパイシーカレーのホットサンド」(600円)、「エゾ鹿肉と豆煮込み」(500円)のほか、松田さんの母・節子さんのレシピで提供するジャガイモをつぶして揚げ焼きした「芋もち」や、ドリンクなども。

 「北海道では群れて森を荒らす鹿は害獣扱いにされることもある。猟師の高齢化や肉をさばく人も減る中、おいしさを伝えることで鹿肉を食べる人が増えれば、森を守ることにもつながるのでは」と松田さん。

 「鹿肉は牛や豚に比べて約3分の1と低カロリーでミネラルも豊富。鉄分はマグロの6倍もあるので女性にもおすすめ。テークアウトして、散歩しながら楽しんでもらえたら」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~(売り切れ次第終了)。今月31日まで。