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吉祥寺の文具店が「風景」テーマにイベント 空色の写真並べる

店内ギャラリー「ココノタナ」で開催されている「岡崎直哉 ふうけい展」

店内ギャラリー「ココノタナ」で開催されている「岡崎直哉 ふうけい展」

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 吉祥寺で文房具や雑貨類を扱う「36(サブロ)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-21-8118)のギャラリー「ココノタナ」で現在、「岡崎直哉ふうけい展」が開催されている。

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 CDジャケットや映画のポスターなどを制作するグラフィックデザイナーで2005年より写真家としても活動する岡崎直哉さんが撮った写真を展示する同展。空を大きく映した構図の風景を集めた「青」のイメージの空間となっている。自ら暗室で塩銀カラープリントした写真を使ったポストカード(200円)、レターセット(200円)、メッセージを書き込んで送れるミニカード(50円)、ブックカバー(300円、以上税別)などを販売する。

 イベントを企画しバイヤーとして商品の買い付けも行うスタッフは「店内ギャラリーでは店で販売する商品を紹介する企画展などを途切れることなく開いており、それを目当てに来店するお客さまもいらっしゃる」と話す。

 会場の「36」は2004年12月、現在のヨドバシカメラ裏にオープン。きっかけは京都市伏見区の文具店で育った店主が「いつか自分が好きな文房具を集めた雑貨店を始めたい」と思ったことで、店名は文具店を創業した祖父に由来する。2010年8月に移転したビルの2階にある約8坪の店内で日本のスタンダードな文具や海外の文房具、レトロなアイテム、オリジナル商品など「レトロで渋いものが詰まった『おもちゃ箱』のような店の雰囲気に合う見た人が『うふふ』と思わずにやけてしまうもの」約2,000種類を販売する。

 吉祥寺での営業は14年目に入る。「店は隠れ家のような場所にあるが、最近はツイッターやインスタグラムに掲載した文具の写真を見て、店を探し当てて来てくれる方が増えた。商品を実際に手に取って、質感やサイズなどを感じてほしい」と来店を呼び掛ける。

営業時間は12時~20時。火曜定休。イベントは今月15日まで。

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