食べる 見る・遊ぶ 学ぶ・知る

井の頭公園近くのエステ併設カフェ「グッドタイム」が10周年

七井橋通りから一本入った場所に店を構える「グッドタイム」のエントランス

七井橋通りから一本入った場所に店を構える「グッドタイム」のエントランス

  • 2

  •  

 井の頭公園に続く七井橋通りから一本入った道の奥にある、エステティックサロン併設のカフェ&ギャラリー「goodtime(グッドタイム)」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 080-6757-5586)が11月25日、10周年を迎えた。

[広告]

 2007年のオープン時は「潮だまり」を表す「tide pool(タイドプール)」の店名で、アクセサリーも販売するカフェとしてスタートした。初代店主がこの場所を選んだのは店の入り口に段がある景観が満潮と干潮の差で海岸のくぼみに海水が残ってできる「潮だまり」と似ていたからだという。

 その後、2015年3月にリニューアル。「今日もいい日。明日も、5年後もずっといい日が続きますように」との思いを込め、店名を現在の「goodtime」に変えた。このとき店主となった林愛さんが「外食でも良い物を食べて体に取り入れ、排出するという循環を気軽に体験できるようにしたい」と店内を仕切ってスペースを作り、専用マシンを備えたエステティックサロンを加えた。林さんがセラピストをしていた経験を生かし、完全予約制でトリートメントを行う。体験コース35分(3,000円)、循環促進デトックスコース35分(4,000円)など。

 店舗面積は13坪で、テーブル8卓とカウンター合わせて21席を用意する。「吉祥寺は個食も多い。店では1人の時間をゆっくり過ごす人もいて、リラックスできる時間も大切にしたいが、来店したお客さん同士が話しをして縁をつなぐコミュニティーの場になりたい」と小林さん。

 「食べることと排出することの循環を考えた」というフードメニューはランチプレートが3種類。3種のデリと生ハムかローストビーフが選べる「goodtime’sデリプレート」(1,300円)は、水を使わず野菜だけを煮込んで作ったポタージュのような食感のクレンズスープと金芽米かパン、ドリンクが付く。時間の過ごし方がさまざまな吉祥寺に合わせて終日提供している。犬用のメニューもあり、金芽米と野菜と豚肉のヨーグルトリゾット風を提供する(Sサイズ350円、Mサイズ400円)。

 スイーツはアサイーボウル、フレンチトースト(以上750円)、フレッシュフルーツアイス、マシュマロトースト(以上650円)など。ドリンクはハンドドリップコーヒー(450円)、アイスコーヒー、紅茶、アイスティー(400円)、カフェオレ(500円)、チャイ(550円)など。グラスビール(550円)、グラスワイン(500円)などのアルコールもそろえる。

 10年目に入った小林さんは「店では家族に食べてもらったら心と体が喜ぶような食事を作って出している。これからは『医食同源』のことや今まで知り得た野菜の力を使って健康を促進するための情報をもっと伝えていきたい。自分たちが思うことを込めたセミナーや食に関するイベントも企画できたら」と意気込む。

 営業時間は11時~19時。火曜定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース