武蔵野市で11月1日から、「Musashinoごちそうフェスタ」が開催される。主催の武蔵野商工会議所は現在、市内の飲食店、食品物販店などに向けて参加店を募集している。
「物産・逸品市」では今年も、市内に住む小学生のいる家庭が育てた大根が販売される予定
同イベントは、市民や来街者に市内で食事や買い物を楽しみ、併せて地元の物産や名物などを知ってもらおうと開催を続けてきた武蔵野市最大の「食の祭典」で、今回13回を迎える。武蔵野商工会議所の佐野春佳さんは「昨年は約460店が参加した。回を重ね、地域に根付いてきたように思う」と話す。
第8回以降はイベント全体を通し、東日本大震災の被災地を支援するためのさまざまな取り組みも実施してきた。「今回は、大きく取り上げられていないものの被害を受けた茨城県北部を応援できればと、被災地応援抽選会を開催する」と佐野さん。同イベント参加店で食事や買い物を楽しんだ人がはがきで応募すると、抽選で同地域の肉や酒などの名産品がもらえるという。
11月23日には東急百貨店北側広場で恒例の「物産・逸品市」も予定する。武蔵野市を代表する商品が並ぶイベントで、武蔵野地粉うどんをはじめ、昨年に引き続き小学生のいる家庭が栽培した大根や、チャリティーのためのリンゴなども販売する。
情報発信に力を入れる今年は、昨年まで作っていた公式ガイドブックの制作はせず「情報を電子化して充実する予定」といい、ウェブサイト「ぐるなび」と提携し店の情報を掲載する。物販店などの詳細は「レッツエンジョイ東京」に掲載。折りたたみ式の公式パンフレットは発行する予定。
開催時間は各店に準ずる。参加店の募集詳細はホームページで確認できる。参加費は2,000円。募集は今月31日まで。