吉祥寺の「アートスペース吉祥寺」(三鷹市下連雀1)で4月27日から、6人の映像作家による作品の上映会「Visualize vol.3」が開催される。
昨年1月にオープンした同スペース。ギャラリーやワークショップなどのほか、上映会や撮影スタジオとしても利用できる多目的スペースで、オーナーは映像カメラマンとしても活動する三鷹市出身の刈谷さん。「三鷹や吉祥寺は多くの著名な作家や芸術家も過ごしてきた街。当スペースを起点として、芸術面でのさらなる盛り上がりを地域に起こしたい」と話す。
同イベントは各日入れ替え制でA、Bの2部構成。Aパートは「モートラ物産音楽隊」「ウサギとカメ」(西谷龍二監督)の2作品、Bパートは「前歯の前ちゃん」(神谷年寿監督)、「罪から逃げる男」(板倉臣郎監督)、「FILAMENT」(田中大貴監督)の3作品を上映。「本編鑑賞以外の時間も楽しんでほしい」と、エントランスムービーの上映や作品中で使われた衣装の展示なども行う。
エントランスムービーとして上映する「ぽんぽこマウンテン」の監督・吉田孝行さんは同作品について、「ビデオアートではあるが子どもも安心して楽しめる作品。国内のギャラリーでは初めての上映なので、この機会に楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛ける。
各日2部の入れ替え制で開場時間は、Aパート=14時、Bパート=16時40分。入場料500円。今月30日まで。