吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1)で全国25のレコード店から中古レコードやCDを集めて販売を続けている「吉祥寺スーパー・レコード・フェア」の商品の一部が9月27日、入れ替わった。
企画を手掛けるのは池袋で22年間中古レコードなどを買い取って販売する中古レコードショップ「だるまや」(豊島区)。店長の萩原貴久さんは、「初日から熱心な中古レコードファンが開店前にも列を作っていた。吉祥寺という場所柄、土、日は訪れる人も多い」と話す。
吉祥寺では初めてのフェアで、特設会場となる7階は約120坪のスペース。約15万点の商品が並ぶのは関東では最大規模だという。ジャンルは、ロック、ブルース、ジャズ、グルーブ、ジャパニーズポップ、クラシックなど。レア盤や珍盤もそろえる。
商品の入れ替えは全体の7割以上。東京へはなかなか出店しない参加店のフォーエヴァー・レコード」(大阪)やWEBグリーンハウス(岡山)も新しい商品を持ち込んだ。
「レコードはダウンロードできるデータとは違って『物』。若い世代はレコードそのものを知らないので新しいものとして捉えている。物へのこだわりがアナログブームを支えているのかも」と解説する。
開催時間は10時~21時。10月10日まで。