井の頭公園で男子が掃除とチアリーディング ジェンダー平等を目指して

ピンク色のTシャツを着て、井の頭公園内を掃除してまわる男子たち。ルワンダの清掃活動をモデルに

ピンク色のTシャツを着て、井の頭公園内を掃除してまわる男子たち。ルワンダの清掃活動をモデルに

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 井の頭公園で9月17日、男子による清掃活動で「男女の固定化された役割意識を変えよう」と訴えるイベント「ボーイズ・フォー・チェンジ!~『お掃除』と『チア』で変革を~」が行われた。主催はプラン・インターナショナル・ジャパン。

明治大学チアリーディングチーム「ANCHORS(アンカーズ)」による舞台

 ルワンダで、女子に対する暴力や差別のない学校を作るため活動している男子グループ「ボーイズ・フォー・チェンジ」が行っている清掃活動をモデルにした同イベント。貧困問題を考えていく中で、女子の権利の認識などを目的に制定された国連の「国際ガールズ・デー(10月11日)」に合わせ開催され、参加した約20人の男子が園内を清掃した。ルワンダで女性の仕事とされてきた「掃除」を男子が行うことで、男女の固定化された役割意識を変革したいという思いを込める。「小さなことでも、なにか社会とつながり貢献できたら」と参加者の一人。

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 併せて、明治大学男子チアリーディングチーム「ANCHORS(アンカーズ)」も舞台を披露し活動に協力した。全国でも珍しい、男子のみで結成された「アンカーズ」は2014年に創設され、部員は約20人。2代目代表を務める山本さんは「大学に入学して何か新しいことに打ち込みたい、演技を見て入部したいと思った仲間が集まった。当初は周囲から『ポンポンを持つのか、スカートははくのか』など質問を受け、チアは女子のものという認識があったので、この活動にも親近感があった」と話す。舞台では「男子ならではの高さと迫力がある。ダイナミックで元気な感じを見てほしい」と数種類の技を披露した。

 10月9日には代官山で国際ガールズ・デーイベントも開かれ、ルワンダから女子中学生が来日し学校生活などついて話すほか、ジェンダー専門家によるワークショップや、女性装の東大教授による講演などを予定する。「世界中で女子の権利が守られ、社会の中でより充実した生き方ができたら」とプラン広報部の後藤さんは、イベントや活動を通して広がる意識改革に期待を寄せる。

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