三鷹市芸術文化センター(三鷹市上連雀6、TEL 0422-47-5122)では5月18日より、お笑いユニット・ラーメンズの片桐仁さん主演の舞台「ツグノフの森」が上演される。
ストーリーの舞台は、未曾有の震災に見舞われ、地方自治体や個人の土地の境界がなくなってしまった日本。新たな境界線を巡り内戦へと発展していく中で、ツグノフの森に住む画家(片桐さん)のもとに集まった、それぞれに秘密を持つ人々の群像劇が描かれる。コアなギャグが満載のナンセンスファンタジーの形式を採用しつつ、観客に癒しを与える結末となっているという。
キャストは片桐さんをはじめ、元ジョビジョバの坂田聡さん、去年解散した転球劇団座長の福田転球さんなど。作・演出は、リリー・フランキーさん原作「東京タワー」の舞台化演出など、数多くの舞台演出・制作・プロデュースに携わるG2さんが手がける。
同作は、G2さんが「三鷹の森ジブリ美術館」の前を通りかかった際、「都会のすぐそばで、簡単に入れるのに出てこられない森」というインスピレーションを受けて制作された。作品は三鷹や吉祥寺をイメージしたものになっており、実際の地名も作中に登場する予定。
入場料は、一般前売り=4,500円、当日=5,000円。高校生以下=2,500円。全席指定。チケット発売日は3月16日。6月3日まで計18公演を予定。