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吉祥寺にフラワーセラピストが生花店 セミナースペースも併設

季節の花々が置かれたフラワーショップ「花心」の店頭

季節の花々が置かれたフラワーショップ「花心」の店頭

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 吉祥寺の昭和通りにフラワーショップ「花心(はなごごろ)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-2996)がオープンして1カ月たった。

多目的に使える白と白木を基調にした明るいセミナースペース

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 店長の三枝裕典さんは大手フラワーショップでアルバイトをしていたとき花の持つ魅力に出会い、花を最も多く扱う葬儀社での経験も積み、出張型の生花店を経て開いた。

 以前は武蔵野市在住のデザイナー三村はじめさんの着物リメーク工房「Begin」だった場所を選んだのは「偶然のタイミングだった」と三枝さん。「三鷹に住んでいたが、吉祥寺の異業種交流会の朝活で知り合った方々からの注文が相次ぎ、吉祥寺に花を届けることが非常に増えた。それならいっそ吉祥寺に引っ越して店を持とうと物件を探していたとき、朝活に参加していた三村さんが店を閉めると聞いて頼み込んだ」

 店舗面積は8坪。店頭には庭植用の花や市場で安価に仕入れた日常使いの花を置く。店内には花束用も使えるバラ5種類、その他三枝さんがセレクトした花5種類、枝もの3~5種類を常時そろえる。

 フラワーセラピストでもある三枝さんは高齢者福祉施設などでセラピーを行っているが、同店に併設するセミナールームでも始める。「セラピーではアレンジメントされた花束を直さない。参加者の個性やセンスを認めることで心と体の調子を整えていく。セラピーに参加する人同士が花を通じてコミュニケーションを図ることも癒やしにつながる」と効果を語る。

 セミナールームは6坪。オープニングパーティーを4月3日に開いた後、本格的に貸し出しを開始。ネイルアートや料理教室、プレゼンテーションの進め方セミナーなどを順次開く。

「イベントを通じて花屋のことを知ってもらいたい。吉祥寺の街の中に集う人たちが繋がる場を提供できたら」と同スペースの活用に意欲を見せる。

 営業時間は10時~19時。不定休。

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