武蔵野市特産品で「むさしのプレミアム」にも認定されているウドの品評会が2月22日、JA東京むさし武蔵野支店(武蔵野市西久保1)で行われる。主催は武蔵野市東京うど組合。
昨年都知事賞を受賞した後藤正昭さんのウド(写真提供=JA東京むさし)
市内の生産者がその年のでき具合を競うもので毎年この時期に開催しているが、「江戸時代に吉祥寺で初めて栽培が開始されたといわれるウドの生産が絶えないようにする目的もある」と同支店新鮮館職員で同組合うど部事務局の指田靖さん。
6、7軒の生産農家が当日朝、室(むろ)から収穫したウドを会場に持ち込む。「ウドは白さが命。室から出して会場に持ち込む間、蛍光灯の光を受けただけでも変色する。最も良い状態で品評会に並べたいと収穫の時期には気を使う」と指田さんは生産者の苦労を話す。
生産者だけでなく一般にも楽しんでもらうため、ウドの味に親しんでもらえるよう地区女性部の調理したウドを試食するコーナーも設ける。販売は4キロだが、「武蔵野ウドは根強い人気があり、即売会では整理券を配るほど」だという。
開催時間は、即売=1階入り口前で11時45分~12時45分、一般観覧=2階会議室で12時~13時。