武蔵野プレイス（武蔵野市境南町2）で12月22日、「夜の映画会」が開催される。今月13日に始まる「プレイス・フェスタ」の一環。当日は、ドキュメンタリー作品「マリメッコの奇跡」を上映する。

　普段は2カ月に1回のペースで作品を上映する同施設。奇数月の第3日曜日に開く「日曜日の午後の映画会」と不定期に年3回ほど開く「夜の映画会」がある。

　「日曜の午後の映画会」では主に名作映画を上映。「夜の映画会」では今年の上映テーマを「ドキュメンタリー」に絞り、「おいしいコーヒーの真実」「今、平和と戦争に向き合う　vol.1」を上映してきた。

　今回上映する「マリメッコの奇跡」は「マリメッコ」の経営危機を救った女性CEO、キルスティ・パーッカネンさんにスポットを当てた作品。キルスティさん本人とスタッフへのインタビューで構成されている。「近年続く北欧ブーム。経営という新たな視点から考えるきっかけを提供してくれるのでは」と同施設担当の明石さん。

　ビジネスパーソンでも参加しやすいようにと20時に始まる夜の映画会。「マリメッコのメーンユーザーが仕事終わりにフラッと立ち寄ってくれるような作品では、ということでこのドキュメンタリーを選んだ。経営についての作品なので男性にも楽しんでいただけると思う」とも。

　「プレイス・フェスタは年代を超えて幅広い方に楽しんでいただくため、開館した5年前から毎年開催している。当日参加できるイベントもあるので、新しい気付きや出会いを楽しんでいただければ」と同施設担当の緒方さん。

　上映時間は20時～21時。入場無料。定員100人。