吉祥寺パルコブックセンター(武蔵野市吉祥寺本町1)の正面イベントスペースで6月2日から、手塚治虫複製原画展『ユニコ愛の魔法』が開催される。
「ユニコ」は、国民的漫画家・手塚治虫さんによる女子児童向けの作品で、70年代にサンリオが発刊していた雑誌「リリカ」で連載。伝説の一角獣であるユニコーンの子ども・ユニコが、美の女神・ビーナスの怒りに触れて記憶を奪われ、時空を超えてさすらいの旅に出る物語を描いている。
同作品は、2015年の春に出版社リトル・モアからオールカラーの復刊が発売。原画から最新技術でスキャニングした新版で、上下巻合わせて全400ページの完全収録が話題となった。
同展示は、手塚プロダクションの協力を得て開催が決定。「手塚治虫独特の色彩感覚、その豊かさをぜひお楽しみください」と、同イベントサイトで来場を呼びかけている。また、開催日より「ユニコ」のポストカード3柄(各150円+税)を先行販売。オールカラー完全新版「ユニコ」の特装版化粧函装丁、通常版の上下巻の表紙をイメージしたデザインとなっている。
さらに、同展示の開催に合わせて5月29日から6月30日まで、手塚治虫グッズ『TEZUKA OSAMU ORIGINAL』の販売も実施。手塚治虫さんが手がけた「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」などのキャラクターグッズが、レトロタッチで描かれている。「往年のファンの方にも若い方にも持っていただきたいクール&キュートなアイテムを多数取り揃えて、皆様のご来店をお待ちしております」と、同イベントサイトで綴られている。
同展示の開催は6月30日まで。営業時間は10時~21時。