西荻窪に本格「ブラジル」専門店-メニューもポルトガル語

ブラジルの代表的なカクテル「カイピリーニャ」に使用するブラジルの焼酎「カシャーサ」も多種揃う

ブラジルの代表的なカクテル「カイピリーニャ」に使用するブラジルの焼酎「カシャーサ」も多種揃う

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 11月13日、西荻窪駅徒歩3分の高架沿いに「ブラジル」をキーワードにしたショップ「Aparecida(アパレシーダ)」(杉並区西荻窪3、TEL 03-3335-5455)がオープンした。

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 同店は、物販店・バー・イベントスペースの複合店で、すべて「ブラジル」に特化しているのが特徴。ブラジル文化を紹介するミニコミ誌「Banca(バンカ)」の編集や、首都圏で開催されているブラジル・イベントに企画やDJなどで携わるウィリー・ヲゥーパーさんがオーナーを務める。

 空間は、壁面にカナリアカラーである「黄」「緑」を配し、窓にブラジル国旗を掲げているのが特徴。「ブラジル好きなお客さんが窓の国旗を見て来店するケースも多い」(ウィリーさん)という。

 約10坪の店内には、物販コーナーやバーカウンター、DJブースなどが配され、物販コーナーでは、ブラジル音楽ガイド本からブラジル人作家の小説まで幅広く取り揃えた古本や、約1,000タイトルのCD、1点ものの雑貨やTシャツなどブラジル関連グッズを取り扱う。

 バーカウンターでは、ブラジルの代表的なカクテル「カイピリーニャ」(680円)に使用するブラジルの焼酎「カシャーサ」を10種類以上用意するほか、ブラジル産のビールやおつまみ類、シマホンで提供される「シャー・マチ(マテ茶)エクセレンチ」(840円、お代わり可)、ノンアルコール炭酸飲料「ガラナ」も3種類用意。唯一ある日本酒は、ブラジルで流行している、カシャーサの代わりに日本酒で作る「サケピリーニャ」に使用するという。メニューはすべてポルトガル語で書かれているのが特徴。席数は8席。

 「エスニックショップも多く、馴染みやすい」ことから西荻窪に出店した。ブラジル・ファンを対象にホームページなどで告知を行っていたことから、遠方から訪れる客も多いという。ウィリーさんは「物販の通信販売は行わず、今後も定期的にイベントを開催するなどブラジル文化の発信や交流ができるコミュニティースペースとして運営していきたい」と話している。

 営業時間は18時~24時。不定休。

Aparecida

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