吉祥寺のセレクト書店「百年」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-6885)は11月24日、初のイベント「「百年『と』気分」を開催する。
内容は、2002年「アレルヤ」で朝日新人文学賞を受賞しデビューした小説家の桜井鈴茂さんと、評論家として「極西文学論」などの著書を持つ仲俣暁生さんの対談。店長の樽本さんは「現代文学の今の『気分』と未来について、鋭くかつ饒舌に語ってもらう予定」と話している。
今年8月にオープンした同店は、イベントスペースとしても使えるよう、中央3つの本棚にキャスターを取り付け、可動式にしているのが特徴。それにより約40人~50人のキャパシティーを実現したという。
初のイベント開催について樽本さんは「ギャラリーよりもかしこまらず、気軽に入れるスペースとして、顧客と店側との交流による『循環』を目的としたイベントを開催していきたい」と話している。
開演時間は21時~22時。チケット代は700円(ドリンク付)。桜井さんの書籍購入者は500円。予約は店頭で受け付けるほか、メール・電話も可。